「ほのぼの」で括る。

「ほのぼの」で括る。














仏花。


「四十九日を終えるまでは、白い花をメインに」と、Google先生は教えて下さいましたが^^;、

私の中の(?笑)母から「綺麗で可愛いお花にしてちょうだい。」とリクエストがあったので、ボルドー色のチューリップをメインに、洋花を選びました。






ちょっとガチャガチャし過ぎてるかな💦花立てに上手に活けれるよう修行します💦









昨日、母が最後にお世話になった施設にご挨拶に行くと、
施設長さんが、「実は数日前に、利用者さんが新型コロナウイルスに感染されまして・・・」と、面会制限が強化されている現状をお話しされて、
「お母様は、年末年始と、沢山のご家族にお会いになれて良かった・・」と言って下さいました。





私たちが県外から訪問した・・・ということもあり、スタッフの皆様、お一人お一人にお礼の気持ちを伝えることはできなかったのですが、
厳しい感染症対策に縛られる現場で、母の最期の日々を守って下さったことを、心からありがたく思います。


そして、つい先日までの私達のように、病院や施設にいらっしゃる ご家族に会える日を心待ちにしていらっしゃる方達のご心情を思うと、
一日も早く、互いの体温を感じることのできる環境を取り戻せますように!と強く強く願います。








「マンションに化粧ポーチを忘れて帰ったから、探しておいて~」と長女からLINEが来ていたことを思い出して、
どこかに隠れていないか、椅子や机を動かしていたら、

母の還骨法要の後、ご住職に、お茶をお出しした時のエピソードを思い出しました。






何もかもが突然で、バタバタし通しだったので、お茶の葉は買っていたものの、
お茶菓子を用意してなくて、

「どうしよう・・💦」とキッチンでうろうろしていたら、次女が、
「朝ごはんにいっぱいパンを買ったから、残りのパンの中に、お茶菓子になりそうなものがあるかも!」と、妙案(?^^;)を思いつき、

「これがいい。」と、ドーナツ風のパンを選んで、
「これを小さく刻んで、いくつか重ねて、お皿に盛って、爪楊枝を挿せば良くない?」
と、
和菓子を装ったドーナツに、黒文字楊枝を装った爪楊枝を挿して、なんちゃってお茶菓子を準備してくれました。


ところが、盛った残りのドーナツをつまみ食いした次女が「や、まずいかも。一緒に入れてたホットドッグのソーセージ臭が付いてる💦」と言うので、
「確か、お母さん(私)がシナモン買ってたはず。それ振りかけて臭い消ししてみて!」と頼んで、なんとか、シナモンの香りの和菓子風に見える(?)ものが完成しました^^;




ご住職をリビングにご案内し、長女が静々と(笑)、お茶とお茶菓子を運んでくれたのですけど、

なんと!直前までリビングで遊んでいた孫2nd.のソックスの片方が、ご住職の目の前のテーブルの足の下に挟まったまま💦、びよ~んと、足先部分が見える状態になっていたことに気づき、
『さっと取っちゃおうか・・・ でも、取った瞬間にテーブルがガクってなっちゃうよね><  それに、もう既に目に入ってるよね>< むしろ、我が家はこれでテーブル支えてる感じなんです・・・ って、デフォを装った方がいいよね><』と、一瞬で考えを巡らせ、

「そのままソックス置いて来た💦」とキッチンに戻ってきました+_+;




ご住職をお見送りした後、
「変なドーナツ食べさせられるし、テーブルの下にはソックス挟ってるし、もうこりごりだ・・って、四十九日来て下さらなかったらどうしよう・・・」
と、皆で心配しながら、
「お上人様、ごめんなさいT_T」と、泣き笑いで手を合わせました。






母との別れはとてもつらいことだったけど、

母が亡くなって、今日までのことを振り返ると、
くすっと笑ってしまういくつものエピソードが思い起こされます。




人生、いかにほのぼのするかが大事よ。

どれだけ辛い時期でも、1日数分でもほのぼのすればだいぶ違う。

縁側。
犬のおでこ。
番茶。
タンポポ。
子供の元気な挨拶。

ほのぼのはいくらでも見つかるわ。

精神科医 Tomy






厳しい現実を、「よく生きる」ために、
来し方行く先を、「ほのぼのしたエピソードで括る習慣」を味方にできれば♪・・と思います。




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