幸せって何だっけ?

昨日、三女とのデパートショッピングの合間に、次女が設計したベーカリー兼カフェに立ち寄りお茶しました。

地下足袋で、お尻のポケットにカンナを入れて、我が家のリフォームをしていた頃からの紆余曲折を思うと、こうして、次女の『作品』があちらこちらに出来上がっている今が夢のように思えて、しぶとく頑張ったよなぁ・・・とシンミリしていたら、
「この人じゃなきゃダメだ・・・って思える人と、皆結婚してるのかな?そうじゃないと幸せになれないのかな?」
と、三女に問われました。
自分の年齢と人生設計、仕事のこと、彼の海外転勤など、いくつもの要素が絡み合って、どっちの方向に進むべきなのか、堂々巡りしている状態の三女。
「そんなことないと思うよ。これでいいのかな・・・ 間違ってないかな・・・って不安を持ったまま結婚する人もいっぱいいると思う。」
と答えながら、折しも、三女と同い歳でいらっしゃる眞子内親王が発表された声明文を思い浮かべていました。
【私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です。】
何かを決断する時に、迷いなく進めることは本当に幸せなことで、また互いを「生きていくために必要」な存在だと思い合えることも、稀有な幸運だと思います。
でも、だからといって、そこまでの確信を持てない決断の結果選んだ人生が色褪せたつまらないものになるのか・・・というと、そんなことは全くなくて、何度も道に迷って、時には少し引き戻してでも、かつての次女の決意のように「歪だけど綺麗な花をきっと咲かせる!」と、しぶとく進む先にも、別の幸せの形があるのだと思います。
親猫とはぐれ、怪我をして衰弱しきって道端で鳴いていたノビル。
お婿さんの実家に引き取られ、離乳食でぽんぽこりんになったお腹を見せて幸せそうです^^



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