タペストリー

タペストリー





7月2日



昨夕は、日が傾いた頃から少し風が出て、幾分しのぎやすくなった。

散歩することにして、いつもとは違うルートをゆっくり歩いた。



以前から「一度行ってみたいな・・・」と思っていたカクテルバーの看板が目に入り、
「これはきっと神様の思し召しだ♪」と(笑)休憩することに・・・



夫はラムのバナナミルク、
私は西瓜のソルティドッグをいただいた。



フレッシュフルーツのカクテルは爽やかで美味しくて、
二人とも上機嫌で帰宅した^^


ずっと長く生きることを続けているうちに、なにもかも、だいたいのことは「わるくない」な、と。
いじらしかったり、なんならかわいかったとさえ思うようになっていた。
すごい大きな変化だ。
うれしいことばかりじゃなく、いやなことも、つらかったことも、おちこんだことも、大嫌いな感情も、実はあんがい忘れてないもので。
そういうひとつひとつが、思い出というやつだ。
いまのじぶんは思い出のタペストリーみたいなものだ。
影は影としてあったほうがいいし、まぶしいような明るさもあったらよろこべばいい。
ちっとも誇らしくなかったつまらなそうな思い出も、すべてが編み込まれて模様になっている。
これが、ぼくだ、わたしだ、わたしそのものだ。
ぼくらは、思い出の集合体で、そのぼくらが、今日や明日のことを夢見ていたりする。 

~~~糸井重里さんのコラムより抜粋~~~                                                                         




そろそろタペストリーの仕上げの段階に差し掛かろうとしている今、

残りの部分の彩りには、できるだけ明るい色の糸を選びたい。



「あ、そうですか・・・ 今日はどうしても、この、真っ黒な糸で刺繍しなきゃいけない日ですか・・・」
という日があるのだとしても、
自分の選択が許される限り、明るい色を選び続けて、
私を完成させたい。


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