四月になれば彼女は
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4月になりました。
昨日は3月最終日で、
そんな昨日にぴったりな題名の映画を観に行きました。
【四月になれば彼女は】
昨年、長澤まさみちゃんが出演して映画化されるというネットニュースを読んですぐ、
原作の小説を読み、公開を待っていました。
映画を観に行く際には、夫も興味あるテーマだと二人で出かけるのですが、
基本、「長澤まさみちゃんが出てるから」が動機の場合^^;、
これまでは私一人で鑑賞していました。
でも、今回は、友人二人が同行して下さることになり、
まだこちらのロケーションに疎い私のために、
途中、友人おすすめのお店で昼食をとった後、
友人が会員のシアターで、(シニア料金ということもあり格安で)プレミアムシートの予約もしていただきました。
↓ノンアルコールのスパークリングワインと、盛りだくさんの具材が添えらえたそば粉のガレット、サラダ、オムレツを、三人でシェアしました。
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映画は、後半が、原作のストーリーと違った展開になっていて、あれれ?と一瞬、戸惑ったものの、
若い恋人同士の葛藤は、シニア世代になった私達にも共通する「永遠の課題」で、心に沁みました。
「愛を永遠に失わない方法はなに?」
「それは、愛さないこと」
映画の中の、まさみちゃんのセリフです。
親であれ、子であれ、配偶者であれ、
誰かを愛することで、生まれる葛藤があり、様々な形の「別れ」によって愛を失うこともある。
そんな苦しみや悲しみを回避するために、人を愛することをあきらめてしまうとしたら、
一生を終える時に、果たして、「あぁ、良かった。私は愛を失うことはなかった。」って思えるのかな・・・ いやいや思えないでしょう。
愛する人と培う生活の中で生まれる軋轢も、
愛する人を失ったことで生まれる空洞のような悲しみも、
全部ひっくるめて、人を愛せる人生で良かった・・・って、私は最後に思いたい。
全く思いがけなく、
映画のエンディングテーマは、先日、こちらのブログの記事でご紹介した藤井風さんの【満ちてゆく】でした。
風さんの優しく乾いた歌声を聴きながら、
風さんが、この曲を、ラブソングだ・・と解説された意味を噛みしめていました。
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