四楽章

四楽章






7月16日



今日は、少し遠方で開かれた句会に参加してきた。



昨日夫が不調で、もしかしたら、お休みすることになるかなぁ・・と考えながら朝食の支度をしていたら、
「復活したよ!」と、起き抜けに知らせてくれて、元気に「行ってらっしゃい。」と見送ってくれた。



句会の講師(捌き)の先生が、米寿を迎えられた。
「とうとう人生の四楽章まできました。」
とご挨拶されると、



「四楽章はフィナーレですから、賑やかに奏でましょう!」
「その後は、アンコールも待っています!」
と、先輩会員さんたちが祝福された。



賑やかなフィナーレ、そしてアンコール・・・
そんな風に比喩される晩年は素敵だと思った。



帰宅して、少し遅いおやつに、甘酒入りの乳酸菌飲料を飲んだ。
宮崎からのお土産にいただいたもので、「へべす」という宮崎県産の柑橘類も入っているとのこと・・
「体に良いに決まってるから」と、甘酒嫌いの夫にも飲ませた。





「人生が想像どおりにいくほど、人の想像力は豊かではない」


~~~小林賢太郎・著「表現を仕事にするということ」より~~~




ずっと若い頃は、自分の晩年をよく想像していた。
でも、この頃は考えない。



私が奏でる四楽章があるのだとしたら、どんな風なのか、
どんな風であるにせよ、想像力の外にはみ出しているのだとしたら、
ちょっと怖いけど、救いでもある。



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