大人卒業

昨日のイベントの帰り道、遠回りしてブルワリーに立ち寄った。
店の外のファイヤグリルではジャークチキンやズッキーニやキノコ類が焼かれ、
店内では、DJさん選曲のご機嫌な音楽が流れ、
顔見知りの常連さんたちが、飲んだり、おしゃべりしたり、リズムに合わせて体を揺らしたりしていた♪
このごろ、シニア括りの集まり以外では、
私は(夫同伴の場合は私達夫婦は)、大概、「その場」の最年長で、
30代~40代の世代の人達が「場の中心」であることがほとんどで、
結果、彼らと話しをする機会が多いのだけれど、
毎回、彼らの大人っぽさに驚く。
私の中にも、夫の中にも、かつては、彼らみたいな「大人」が棲んでいたなぁ・・・と、時折しみじみする。
「年取ると子供に戻る」と言われるように、
仕組みはよくわからないけれど、
確かに、還暦を過ぎたあたりから、私も夫も、ちょっとずつ、思考が幼くなってきているようだ💦
ただ、その分経験値は増えるから、
自分の過去の引き出しをひっかきまわして、
単純な頭で、あーだ、こーだ、と、一見難しそうなことを言えたりもするのだけど^^;
とおくを
にじは なんのやくにもたたない
おなかもふくらまない
うりものにもならない
ほうせきばこにもしまえない
すぐにきえる
にじがでている
ひとのこころを うつくしいもので いっぱいにして
うつむいていたかおに とおくをみつめさせて
はるかなるものをおもいださせて
~~~詩作・内田麟太郎さん~~~
複雑な思考の大人を卒業して、
せっかく単純な子供に戻りつつあるのなら、
ただただ、美しいもので心をいっぱいにして、日々を過ごしたい。
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