時の~過ぎゆくままに~この身をまかせ~♪
お彼岸の中日ですね。
お天気も良く、お天道様が顔を出してる・・・というだけで、「今日は良い日」決定です♪
そんな本日は、友人からの情報で興味津々だった《発酵あんこ》と、同じく友人情報で知った《オーツ麦のお団子(お餅?)》で、おはぎを作りました。
発酵あんこを仕込んだことのある皆様なら「あー・・・ね。」って同意して下さると思いますが、発酵時間、半端ないですよね💦
私は炊飯器に保温して発酵させたのですけれど、14時間かかりました。
でもって、あんこが仕上がったのが今朝の5時^^;
実は目覚まし時計を6時にセットしていたのですが、二階の寝室まで香ばしく甘い芳香が漂ってきて、予定より1時間早く鼻から目覚めました。 最高の《覚醒》です。笑
で、慌ててオーツ麦でお団子(お餅?)を作り、あんこを塗して完成。
早朝6時に「作った人特典!」で、出来立てをいただきました^^
あんこの材料は、小豆・米麹・塩だけでノンシュガー。
お団子(お餅?)の材料は、オーツと片栗粉だけでグルテンフリー。
小豆本来の優しい甘さを味わえる《美味しくて体に良いおはぎ》です♪
発酵時間が半日以上かかりますので究極のスローフードですが^^;、手のかかる子ほど可愛い・・のたとえがあるように(?)、「確かに、これは時間かけても作るよね!」と納得できる《罪悪感のない》スイーツです♡
私達世代が避けたいものは【酸化】と【糖化】です。
特に毛細血管の流れを気にしていらっしゃる方にとって、「シュガーフリーなのに甘くて美味しい」は最高ランクのスイーツだと言えます^^
「とっくに知ってるよ!」って方もいらっしゃるかと思いますが、私のように「え”?!初めて知った!」っていう方のために、レシピをご紹介しますね^^
※発酵あんことオーツで作るおはぎのレシピ※
・小豆250g、米麹200g、塩少々を準備します。
さっと洗った小豆を、たっぷりの水で火にかけ、沸騰したら5分茹でて、ザルに上げて水分を切ります。
(灰汁やえぐみがあっても、ポリフェノールやサポニンをしっかり摂取したい!と思われる場合は、この行程は省いて構いません。)
水切りした小豆と60㏄の水を圧力鍋に入れて、圧をかけ、圧がかかったら弱火で5分加熱します。
60℃まで冷まし、炊飯器に入れ、米麹をほぐして加え、 60℃ のお湯をひたひたになるまで加え、濡れ布巾を被せ、炊飯器の蓋を開けたまま、保温します。
時々様子を見て、布巾が渇いていたら濡らし、水分が減っていたら、足すようにします。
14時間後。完成しました^^ 納豆みたいに、少し糸を引いて、香ばしく甘いあんこが出来上がりました。あんこは冷蔵庫で1週間くら保存できます。
この後、耐熱ボールに、オーツ麦50g、片栗粉大さじ1、水大さじ3を入れて電子レンジで1分30秒加熱し、練って、3つのお団子を作り、あんこを塗しておはぎ3つを作りました。
1つは出来立てを私が食べましたので、下の画像は残りの2個です♪(出来立てのあんこを4分1量くらい使いました。)
・・・おまけ。
おはぎの口直しに穂紫蘇の塩漬けを作るつもりで準備していましたが、湯通ししたら、とっても少ない量になってしまったので^^;、予定変更し、胡瓜と一緒に塩もみにしました。さっぱりして美味しく、結果オーライでした♪
「健康のために発酵食品をとりましょう。」と、仕事をしていた頃、繰り返し、健康相談をされるお客様にアドバイスしていましたが、実際に食品の発酵の過程を見守る経験は、パン生地を作る時くらいしかなくて、この度初めて小豆の発酵に付き合い、費やす時の長さ分、きちんと美味しくなってくれるんだなぁ・・・と感動しました。
美味しくて体に良いものに「変身」するために必要な14時間の熟成期間だった・・ってことですよねぇ・・・
以前、スヌーピーが、チャーリー・ブラウンのお友達で、ぼーっとしてる子(名前を忘れました💦)に「何をしてるの?」と尋ねたら、「日がな一日、こうして景色を眺めているんだよ・・・」とその子が答える・・・みたいなシーンを見たことがあるのですけれど、先日の「魂を置いてけぼりにしない」のお話にも通じますが、小豆が時の流れに身を任せて発酵していくテンポをノロノロだと思う私の方が、勇み足になってしまっているのかも知れません-_-
一足飛びに進んでしまいたい焦りをぐぐぐっと抑えて、時には日がな一日世の森羅万象を愛でる余裕も持ちつつ、発酵あんこのように、魂を抱えて熟していく日々を送れたら・・と思います(`・ェ・´)
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