ブログを続ける意味。
昨夜、NHKBSで、真冬の北海道の山頂を、分水嶺に沿って、2か月かけて縦走した登山家・野村良太さん(27歳)のドキュメンタリーが放送されました。
雪で覆われた670キロ続く嶺を、人並外れた体力と勇気で、単独踏破した青年が、
「苦しいことが90%だったけれど、残り10%の感動的な素晴らしさ(朝焼けに神々しく光る雪原の風景など)が、90%の苦労を凌駕してくれた。」と語っていて、
「苦しいこと」がいっぱいだけど、ほんの少しの「感動」が、その「苦しさ」を凌駕してくれる・・・という言葉は、
風吹の雪道を歩くことだけじゃなく、
「生きることそのもの」にも当てはまることのように思いました。
昨日のブログ記事で、
>今日の、この、なーんにも起こりそうにない一日を、明日の私の脳がどんなふうに判定するのか(笑)、楽しみです。
と記した私ですが、その直後、家族LINEで、緊急事態発生^^;の知らせがあり、
結果、バタバタザワザワな状況で、一日の終わりを迎えることになりました💦
振り返ってみると、一日通して「凪いで」いた日なんて、いったいどのくらいあっただろう・・・
でも、そんな荒波の中から、「感動」を拾い上げて、「ほら。だからやっぱり、人生って旅路は楽しいよね♪」ということを言いたくて、私はこのブログを続けているのかも知れません。
そして、そういう風に、10%に90%を凌駕させて生き抜くことが、「よく生きる」ことなのだろうと確信しつつあります♪
山行きの途中、どこまでも続くアイスバーンの嶺が映し出される画像に重なって、野村さんの「もうやだ。もーーーやだ!」という声が、録音されていました。
この「もーやだ」は、おそらく、全人類共通で^^;
例えば、すごーく恵まれた環境で生活していらっしゃるであろう^^イギリス王国のかたたちでさえ、
個別にインタビューさせていただいたら、「いやいや、もうやだ!って思うことが9割ですよ。」って胸中を語られる気がします^^;
だけど、そんな「もーーやだ」も、温かなスープを飲んだり、青い空を見上げたりすることで生まれる小さな「感動」の波が、クルっと飲みこんでしまう・・・
人の生きる底力って、そこですよね♪
それほど力を持った「素晴らしい感動」も、旅を終える頃には薄れてしまって、それがとても残念だった。
けど、薄れてしまうからこそ、素晴らしいのかもしれません。
旅を終えた野村さんの言葉です。
そう。「感動」は、残念ながらあまり持続力がないから^^;、だから、私達は、次なる「感動」を探し続けなきゃ、「苦しさ」「苦労」に占領されてしまう。
だから、今日も、「感動」どこかにないかな?って^^、「感動見っけ隊員」として、歩いて行きましょうね!
・・・・・
実は、こちらに引っ越して、新しい職場で勤務し始めて以来、
夫は、毎日、昼食を食べに帰ってきています^^;
以前の職場は、高速道路を使っての自動車通勤で、片道1時間近くかかっていたのですが、
今回の職場は、徒歩で7~8分💦
「ささっと食べれて、少量で♪」という夫からのリクエストで、
立ち食い蕎麦屋さん的な(?笑)メニューを準備しています。
今日は、ご飯茶碗一杯分で、ホウレン草、キャベツ、油揚げ、卵を炒飯にしました。
(胡麻油を使い、味付けは、鶏だし、オイスターソース、醤油、胡椒で♪)
トッピングしているのは、義母お手製の新生姜の佃煮です。
地味炒飯ですが^^;、インパクトのあるお皿のせいで、「映え」?ます。笑
(思いがけずお皿をプレゼントしていただいた時の胸熱な「感動」・・・確かに薄れてきている!と、先ほど自覚しました+_+)
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