「名もなき料理」と「名もなき家事」
結婚して間もない頃、購入した料理本には、
「一週間の献立を決めて、それに沿って、まとめてお買い物をすると、食材を無駄にすることなく使いきれます。」
というアドバイスがありました。
なるほど!と思い、しばらくはそうしていたのですけれど、
いざ、食材を買いに行くと、どうしても、「今日の特売品!」だとか^^、
「本日の朝採れ野菜!」だとかのポップが目に留まり、
「この豚ロース買って、このインゲン買って、巻いて食べたら美味しいよねぇ・・・」
みたいに、予め決めた献立から脱線してしまうことが度々あって、
やがて、「なにも献立を決めず、その日に買いたいと思った食材を買って、一週間で使い切る」ことが常になりました。
野菜・魚・肉類・など、食材の量のバランスは調整しますが、後は、「買いたい」と思ったものを買うスタイルにして、買い出しがとても楽しくなりました。
そして、持ち帰った食材を前に、「さーて・・これで何作ろう!」と、
まるでその日のお洋服のコーディネートを考えるみたいに、
日々の献立を考えることも、とても楽しい作業だと気づきました。
今は、オンラインで、あふれるほどのメニューを手に入れることができますから、
自分では手に負えない・・・・💦と思うような組み合わせで食材が残ってしまったとしても、
何とかなります。笑
ありがたや~^^
そんな夕べの献立は、
多めに買ったピーマンとレタスを使いたくて、
タモリさんが「ピーマンの一番旨い食べ方」として紹介していらしたレシピと、
作家の村井理子さんが「レタスが余ったらコレ!」とツイートしていらしたレシピをネット検索で見つけて試してみました。
(主菜は、たっぷりの大根おろしに、本山油をトッピングした豚の冷しゃぶでした。)
そしたら、どっちも本当に美味しくて、「こういう出会いがあることも、献立表を立てないベネフィットだわ♪」と、改めて思いました^^
ピーマンとレタスのおすすめレシピ、シェアしますね^^
【タモリさんのピーマンレシピ】
・ピーマンを四つ切にして、ごま油を敷いたフライパンで両面に焼き色がつくまで焼く。
・(ピーマン3個に対して)醤油小2、味醂小2、酒小2、水大2、ほんだし小1/2、を注ぎ入れ、3分煮込む。
・器に盛り、鰹節少々を添える。
【村井理子さんおすすめのレタスレシピ】
・適当な大きさにちぎったレタスに、ごま油、ポン酢、白ごま、スライスしたハード系チーズ、ちぎった焼き海苔(私は焼き海苔を切らしていたので、塩こぶ少々を入れました)を加えて和える。以上^^
どちらも、単体で食材があまってしまった際に、「どうやって美味しく食べよう・・?」って工夫した結果出来上がったメニューのような気がします(^.^)
私自身も、そんな風にして出来上がった即興のオリジナルメニュー、いろいろあるので^^;
佐々木俊尚さんが、voicyで、
「名もなき家事」や「名もなき料理」が暮らしの本質かも
と、語っていらしたのですが、
私もそう思います。
「名もなき料理」が、実は、家ご飯の主力メンバーであるように、
「認知されづらいけれど、暮らしを支える主力」である点は、家事にも共通で、
「今日何してた?」って聞かれて、具体的に答えられることは、ほんのわずかで、
「え?一日家にいて、それだけ?」って思われそうですけど、
でも、実は、その隙間に、その他もろもろの「名もなきあれこれ」が詰まっていて💦、
そこを、いかにこなしていくかということが、主婦としての手腕の見せどころなのですよね(`・ω・´)
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