「高齢者がターゲット」の心地悪さ

「高齢者がターゲット」の心地悪さ




自分がシニアと呼ばれる年齢になって、自分が抱いていた「シニア」に対するイメージは、いつの間にか刷り込まれていた偽物だったと気づきました。

「シニア」をターゲットにしたテレビ番組や書籍から受け取るイメージが、そのまま私の中に「あるべきシニア像」として出来上がっていたのだと思います。

「若者」と呼ばれていた頃には千差万別だった私たちが、
「シニア」と呼ばれる年齢になった途端、いっせいに、綺麗なお花畑を散策する仲良し老夫婦になったり、家庭菜園で野菜を作り、健康な食事を心がけるおばあちゃんになったりするわけないのに、
なんだか、穏やかな優しい笑顔で毎日を丁寧に楽しむシニア像ばかりがピックアップされている気がします。

もちろん、穏やかで優しく丁寧な暮らしも大切にしたいものの一つですが、実際の私たちは、もっとパンクだったり(笑)、ロックだったり(笑)、ミーハーだったり(笑)します。


【と】ドミナントストーリー

ドミナントストーリーという言葉をご存じでしょうか?
これは、例えば「老人は角が取れ、丸くなるのが当然」みたいに、いつの間にか、どこかの誰かによって刷り込まれた思い込みのストーリーです。

ドミナントストーリに支配されてしまうと、そこから外れた自分を、「私はこの歳になって、まだこんなことをしている。」とか、「社会的に見て、私は脱落者だ。」と否定してしまうことになります。
そして、何とか刷り込みの中に自分をはめ込もうとしてしまう・・・

けれど、本当に大事なのはドミナントストーリーではなく、ナラティブストーリーと呼ばれる「自分が主人公の話」です。


「老人は・・・」で始まるストーリーなんて、実はどーでもよくて、肝心なのは「私は・・・」で始まるストーリーなのです。

「私はこういう人」「私はこういうことをしていると楽しい」「私が今向かっているのはこっちの方向」と、自分のストーリーを実践し作り上げていくこと・・・ 
これ、「若い頃にはそうしてた!」という人でも、「そういえば、やり方忘れてた・・・」って愕然としてしまったりします^^;

一色に染めようとしている(?)メディアの「シニア」「高齢者」くくりの情報に、自分を埋め込まず、角が取れ丸くなるどころか、もっともっと尖らせて、それぞれの強みを発揮して、あの日ディスコでオールナイトで踊った熱量を、今度は持続可能な小出しのエコ活用で^^;、一番盛り上がるはずの最終章を、盛り上げていきたいものです(`・ω・´)



・・・・レモン。

以前、夫が職場のスタッフの方に分けていただいた自家製レモンでケーキのレシピをアップしましたが、その際「レモンケーキにして食べたら美味しかった。」とお礼を伝えたところ、またまた収穫のお裾分けをいただきました♪ 

今回は、半量を塩レモンに。
残りは今日レモンジャムを作る予定です。

塩レモンは、レモン2個に対して、粗塩大さじ3、甜菜糖大さじ1を加え、密閉容器に入れて、シャカシャカし、今の季節だと室内保存します。(気泡が生じたら、発酵がすすんでいますので、蓋を開け空気抜きをします。)
(2週間目くらいから食べごろになるようです。ネット上に、いろいろなアレンジレシピあり♪)






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