【え】縁側。

【え】縁側。





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「縁側」と聞いてまず連想するのは「おばあさんの日向ぼっこ」である。
「おばあさんの日向ぼっこ」とくると「猫」を連想する。
「猫」とくると「蚤とり」を連想する。
日向ぼっこしながらおばあさんが猫の蚤とりをしている図である。
どうしたってそれは「縁側」でなければならないのだ。
テラスのベンチでは駄目である。
居間のソファでもいけない。
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昨日図書館で借りてきた佐藤愛子さんの著書【今は昔のこんなこと】からの抜粋です。

実は、夫からプロポーズされた言葉の中に「縁側」がありました。
「僕と〇〇ちゃん(←私です)がおじいさんとおばあさんになって、二人で縁側でお茶を飲んでる老後を想像すると、幸せだろうな~って思えるから結婚して下さい。」みたいなことを言われました。

その時には、「すっごい先読みしてそこなの?!」と、ピンとこない言葉だったのですけれど、今はもう目の前の扉を開いたすぐそこに思い描ける光景になりました。
けれど、肝心の舞台設定となる「縁側」が今の住まいにはありません。

※縁側の役割※
廊下や屋外への出入り口。
省エネ効果や部屋を広く見せる視覚的効果があり、家族や友人が集まる「憩いの場」としても活躍する。

・・・とのこと。
この「憩いの場」としての縁側。いいなぁ・・・
日向ぼっこしたり、お茶を飲んだり、猫をあやしたり。
洗濯物もここで畳みたいし、干し野菜も作りたい。編み物も・・・

【今は昔のこんなこと】の文中に
「(縁側は)日曜日のお父さんにも役立った。天気がよいと、お母さんはそこに布団を広げて乾かす。するとお父さんはその上に寝そべって、心ゆくまでのうのうと時を過ごすのである。」という描写もあります。
想像しただけで、夢のように幸せな情景だと思いませんか?^^
お父さんではなく、「お母さんはそこに布団を広げて乾かし、その上に寝そべって、心ゆくまでのうのうと時を過ごしたい!」笑

10年前に次女に頼んで現在の家をリノベーションしてもらった際には、頭のすみにもよぎらなかった「縁側」が、まるで長い間憧れ続けていた特別な場所のように思えます^^;

昨夜夫に、「今の家には無くて、私が欲しいと思ってるものは何でしょう?」と謎かけしたら、「ハンモック?」という、拍子抜けな答えが返ってきました+_+




・・・・人生で一番簡単だったパン作り。
昨日、夕飯の支度をしながら「明日の朝食に雑穀パンを食べたい。」と思いつき、キッチンの食材をチェックしたところ、薄力粉・雑穀パック(←お米に混ぜて炊く用の)・素焼きのミックスナッツ・ドライ無花果を発見し、本当ならライ麦や全粒粉を使って焼きたいところですが、これらで何とかなるかな・・?と、ネット検索してみたところ、発酵なしで焼けるドイツパンのレシピを発見しました。
ダメ元で、手元にある材料に置き換えて焼いてみたところ、ちゃんと出来上がりました^^
硬焼き雑穀パンがお好きな方で、手元に小麦粉しかないよ~💦という時にはおすすめレシピです^^




・ぬるま湯200ccにドライイースト小さじ1を入れて溶かす。
・ボールに小麦粉110g、雑穀90g、ナッツ類・ドライ無花果合わせてカップ1、リンゴ酢大さじ1、ラム酒大さじ1、塩4gを入れ、ドライイーストを溶かしたぬるま湯を入れ、全てを良く混ぜ、型に入れ、予熱なしのオーブン200度設定で40分焼く。 以上です♪




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