【思い出し泣き】
今朝、次女の友人マナちゃんが発送してくれた大きなダンボールが届きました。
それぞれの野菜にメモ書きが添えてあり、丁寧なお手紙と、
お仏壇用と、食卓用に・・・と、可愛いブーケも2つ入っていました。
オレンジ色のマリーゴールドを見ていたら、
まだ娘たちが幼い頃、母と私と娘たちの女ばかり三世代で湯布院へ旅行した時のことを思い出しました。
当時の母は、今の私と同い年くらいで、父は既に亡くなって、未亡人ではあったけれど、
弟はまだ健在でした。
母が、乳がんを皮切りに、次々に病を発症したのは、弟が亡くなってからでしたから、
母もまだ健康で、
今思うと、よく笑う人でした。
湯布院で昼食を取ったお店の前に、マリーゴールドの花が咲く花壇があって、
そこで、本当に珍しく(生涯で、その時一度きりでした)、
母が、「お花と一緒に写真撮ってあげる。」と、私の写真を撮ってくれたのです。
デジタル画像ではなく、カメラで写して焼いた写真です。
懐かしくなって眺めていたら、
これが、あの日、母の目に映っていた情景だったんだなぁ・・・と、
母の視線を共有しているような気持ちになって、胸が熱くなりました。
父逝きて初めての雪
思い出し泣きという語の辞書にはあらず
俵万智さんの短歌です。
思い出し笑いをする回数より、思い出し泣きをする回数のほうが、
ずっと多いだろうと思うのに、
思い出し泣き・・って言葉がないのは不思議です・・・
※お花と野菜を届けてくれたマナちゃん(森田真奈さん)は、
耕うん、畝立て、種蒔き、苗植え、ハウス管理、収穫、洗い作業、梱包と、
全ての作業を一人で行う一人農家さんで、
その頑張りが、地元の新聞でも紹介されました。(娘が画像を送ってくれました。)
野菜好きの皆様、もしマナちゃんの畑の近くにお住まいでしたら、ぜひぜひ一度召し上がってみて下さいね♪
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