あなたの「No!」は?
昨日は、母の月命日で、お墓参りをしました。
お墓参りをする日って、「花屋で花を買う」→「お墓参り」がワンセットですよね^^;
以前は、近所のお花屋さんで、母が好きだった洋花で仏花を用意していただくことが多かったのですが、
一回忌を過ぎた頃から、菊をメインにした、いわゆる「お供え花」のほうが、気持ちにしっくりくるようになりました。
洋花はうるさすぎるというか・・・ 「今」の母は、もう少し「静」な雰囲気を喜びそうな気がして。
母が仏様になったことを、私の心がちゃんと受け入れるようになったせいかも知れません。
昨日は、産直市場で花を買いました。
ついでに、お仏壇用、自宅用のお花も。
自宅用に選んだチューリップは、昨日の暖かさで、今朝は一気に満開に。
チューリップの花って、一ミリも寂しさがなくて、ニコニコ笑ってるみたいで(たとえば、桜の花は綺麗だけど、儚さや寂しさを感じます)、見ていると元気になります♪
ここへ越して来て、お仏壇とお墓を守る生活をするようになって、
生活費の中で、「花代」が爆上昇しました^^;
昨日も、生花よりも造花の方が価格が低いことに気付いて、
お墓に造花が沢山お供えしてあることにも合点がいきました。
最近の造花はとてもよく出来ていて、
ちょっと見には見分けがつかないほど。
だけど、きっと、私は、生涯造花を買うことはないだろうと思います。
私が花を飾りたい・・と思う動機を、造花は満たしてくれないから。
おそらく、私にとっての、切り花を飾る動機のメインは、命あるものが寄り添ってくれる心地よさなのだろうと思うのです。
だから、
フェイクレザーやフェイクファーの鞄や靴を愛用し、
フェイクパールのアクセサリーを身に付け、
フェイク蟹?^^;の蟹かまぼこも食べるけど、
フェイクの花だけはOK牧場!って言えない><
加齢とともに、自分の中から、「こうであらねば!」という括りが減少していって、
今や、ほぼ何でもあり・・な人に向かっている気がするのですが^^;、
それでも、いくつか、頑固に「No!」と言い続ける拘りがあって、
造花も、その数少ない拘りの一つです。
そんな風に残る頑固な「No!」は、私の本質の一部なのだろうと、この頃では思っています。
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