2024年10月7日

うしなうこと

iPhoneのメモに、繰り返し読みたい文章を記録している。

昨夜、寝つきが悪くて読み返していたら、
読売新聞の「こどもの詩」のコーナーに掲載されていた可愛い詩に頬がゆるんだ。

『ちょっと』

パパは　ほっぺに　おひげが　あるね
ちょっと　ねこ　なのかも　しれないね

私も幼い頃、なぜ父の頬にだけジョリジョリした黒いひげが生えてくるのか、
不思議だった。（父は毛深い人で^^;、朝髭を剃っても、夕方には漫画の泥棒みたいな髭が顔を出していた💦）

父があぐらをかいた中に、すっぽり座っていると、時折、ふざけて、ほっぺとほっぺをすり合わせるようにされることがあって、ざらざらして嫌で💦、いつも逃げ出した。

テレビ朝日が募集した「思い出に残っているドラえもんのおはなし」の一つに、

『45年後…〜未来のぼくがやって来た〜』の回があげられていた。

【いれかえロープ】を使って、子供の頃ののび太と入れ替わった45年後ののび太は、
仕事から帰って来たパパに抱きつき、ママの手料理を泣きながら食べる。

当たり前だと思っていたことが、どれほど幸せに満ちた時間だったのか・・・
私達は、失ってから気づく。

次女は今、古民家を改装して自宅を建築中で、
私達夫婦がこちらへ引っ越す以前の家で使っていた洗面台や流しなど、再利用可能なものを全て引き取り、使ってくれている。