おとぎ話をもう一度信じる63歳の年の暮れ。

おとぎ話をもう一度信じる63歳の年の暮れ。





いよいよ今年も残すところ2日となりました。
今日まで夫が通常勤務ですので、
我が家は明日から一気に怒涛の年末年始に突入します💦

今年のお正月は、新型コロナウイルス感染拡大後、初めて母が弟家族と対面する予定で、
私はそのサポートをしつつ、お台所リーダーとしての役割を全うしたく思っています♪


こちらのブログの更新は、今日が本年最後となります。
いつも心にかけて下さっている皆様に心から感謝いたします。



昨日、ウォーキング途中に、自転車を立ちこぎしている女の子を見かけました。
「ヒュ~!」と口で風切る効果音^^をプラスしながら、風の子になってかけて行きました。


私の子供の頃の移動手段も自転車で、立ちこぎも手放しも得意で^^
まるで体の一部みたいに、自転車を使いこなしていたな~・・と懐かしく思いました。
その後半世紀以上過ぎて、63歳になった私が、あの頃の私を懐かしく思い出すなんて、
当時の私には想像もできないことですけれど、でも、

大人になって、いつの頃からか、
『今の私を、未来の私はどんな気持ちで振り返るんだろう・・・』と考えるようになりました。



私は、30代~40代の頃の一時期、とても心が弱っていました。
父や弟を亡くしたことも大きく影響していたのだと思いますが、
幼い頃に読んだ「おとぎ話」に描かれる「めでたし、めでたし」で終わる人生など実際にはなくて、
未来は、大切なものが次々に奪われていく寂しい暗黒の世界に思えました。
そして、
この後、歳を重ねるにつれ、私は過去を懐かしみ、今はもうない幸せを想い、これからの先細りの毎日を不安に思い煩うのだろうと思っていました。


けれど、「顔にメスを入れる」ことを余儀なくされた50代半ばをきっかけに、
『窮鼠猫を噛む』みたいに^^、一度は「詰んだ・・・」と覚悟を決めた私は復活します。笑

30代~40代の弱り切っていた私に、「そんなことないよ!大丈夫!」とタイムマシンに乗って伝えに行ってあげたいほど元気になり、その後は、いつ振り返っても、
「過去は懐かしいけれど、今もいい」と思えるようになりました。


107歳で生涯を終えられた書道家・篠田桃紅さんは、
2017年に『103歳になってわかったこと』を出版された後、
2019年に『105歳、死ねないのも困るのよ』を続けて出版され、
「僅か2年のあいだでも、103歳の時にはなかった新しい発見を得て、記述しました。」と記していらっしゃいます。

100歳を超えても、先細りどころか、新しい発見があるのが人生・・・63歳の若造の私には、まだまだ見えてないものが山積みです。


今年は、仕事をリタイヤし、生活スタイルの再構築のためのならし期間を過ごしました。
来年は、マイペースで動いていこうと思います。


あなたが口から摂った栄養で、あなたの体が営まれるように、
あなたが心に招き入れ、蓄積していく思いが、あなたのこれからを作っていきます。


私と同じシニアの入り口に立ち、新しい年を迎える皆様の未来も、「めでたし、めでたし」とエンディングが流れるその日まで^^、
ワクワクドキドキと新しい発見に胸躍る日々でありますように。
良いお年をお迎え下さい。





・・・年末ぎりぎりのバースデー。
昨夜も帰宅が遅かった夫ですが、気持ちだけ^^;「お誕生会」をしました。

牛蒡と牛肉のちらし寿司、ブリの照り焼き、舞茸とお揚げのお吸い物、ラ・フランスとブルーベリーのミニタルトの献立でした。

ミニタルトは、冷蔵庫に残っていたラ・フランスと、缶詰のブルーベリーを使って急遽思い付きで作ったのですけれど、ミニ蝋燭を立てたら何となくお誕生日っぽい雰囲気になり^^;、作って良かったです♪






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