こらえない

こらえない








ウォーキングがてら時々立ち寄るブルワリーに、
夫の好物のエンパナーダ屋さんご夫妻がお摘みを提供しに出張してくれることになり、
先日おじゃました。



店に入るなり、顔なじみの奥様が、「イエ~~イ!!^^」と両手を上げて駆け寄ってくれて、
夫も、「イエ~~イ!^^」と調子を合わせ(笑)、二人でハイタッチして、
続く私にも、「イエイイエイ!^^」と、ハイタッチして下さった^^


奥で調理されていたご主人も、満面の笑みで「あっりがとうございます!!」と、料理を運んで下さった。









犬と暮らしているぼくは毎日毎日「かわいいなあ」と思い、「かわいいなあ」と言っている。
そして犬のかわいさについて考えていたあるとき、「しあわせをまったく隠そうとしない」という特性が犬にはあるのではないか、と思い至った。
うれしいときには全身でよろこび、興奮したときには全身で興奮を表現する。
なにひとつ隠そうとせず、隠す必要も感じていない。
尻尾をぶんぶん振って、はっはっはっはっ、と荒い息づかいでこちらを見上げる。

そういう底抜けの素直さがつまり、犬のかわいさであるのかもしれず、おそらくそれは人間にも当てはまるはずだ。
とくに喜びや驚きは、まったく隠す必要のない感情である。

素直なリアクションを返せる自分でありたいなあと、心から思う。
おそらくそれは、相手も自分も気持ちがいいはずのことなのだから。

喜怒哀楽の「怒」以外は、なにもこらえるものじゃないよね。


~~~古賀史健さんの note『 涙をこらえず、笑顔もこらえない。』より抜粋~~~





私が若い頃は、「すかしてる」「深刻ぶってる」みたいな雰囲気がイケテルとされていて💦、
二枚目(←死語?💦)はどこか影のある、あしたのジョー的なタイプで、
明るくて元気なキャラは、宴会部長と言うか、三枚目キャラ認定だった。



でも、近頃の素敵な若者たちは、そろって、素直で、元気だなぁ・・と思う。


そして、そういう素直な元気さは、私達世代の気後れを吹っ飛ばして^^、巻き込んでくれる。




いただいた牡蠣と鴨のトスターダ(ぶどうと胡瓜のサルサ蕗味噌ソース)と、マゴチのトスターダ(オレンジとスナップエンドウのサルサ梅干しアイオリソース)は、どちらも初体験の味で、とても美味しかった♡






帰り際、「ご馳走様~ 美味しかった~」と、声を掛けると、
店の入り口まで追っかけて出てきてくれて、「ありがと!ありがと!」と手を振って見送ってくれた^^

夫も私も、ふりかえって、バイバ~イ^^と手を振った。



斜に構えて、楽しい気持ちや嬉しい気持ちを抑え込んだり、隠したりするのはもったいない。


私も、晩年は、犬派(?^^)になって、
喜怒哀楽の、怒ること・・以外は、こらえず、

泣きたい時は思いきり泣いて、笑いたい時には思いきり笑う人でいようと思う。



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