ごめん><

8月21日
先週の旅の記録画像を整理していて、思い出したことがある。
夫の両親たちと食事をした際、
義母が、
義父の入れ歯の調子が悪くて、でも、どういう風に具合が悪いのか・・・を、うまく歯科医に伝えられないから、あきらめている・・・と言った。
義父自身が、「どういう不具合なのか」を、きちんと自覚して、自分の言葉で表現することが難しいから・・・という説明だった。
義父は、経済や政治のことなど、とても饒舌に話す人なので、驚いた。
そして、
亡き母が、生前に、「入れ歯の調子が悪いの。」言った時、
「行きつけの歯医者さんに診てもらった?」と訊いたら、
「どう話していいのかわからない。」と答えたことを思いだした。
その時私は、
「子供じゃないんだから・・・」と笑い話のように聞いてしまっていたけれど、
あれは、本気の答えだったのだ・・・と、初めて理解した。
(まだ私は、その年齢になっていないから、)おそらく(・・・という想像)だけど、
90歳近い高齢になると、
口内の、どの神経がどのように痛むのか、自分自身で正確に感知することが難しくなるのだろう。
そういえば、私の祖母も、晩年随分長い間、「口の中がピリピリする」ことに悩んでいて、
数年経過した後、歯の詰め物を替えたら、ピリピリした痛みが無くなり、
「あれは、詰め物が悪かったみたい。」と母に報告したのだと、母から聞いたことがある。
加齢とともに、「わかってくる」こともあれば「わからなくなる」こともあるのだ・・と、
改めて思ったし、
せめて、自分自身あるいは、周囲の誰かが「わからなくなっていること」に気付けたら・・・と思う。
気付けなかった私は、うつけ者だ。
きっといっぱい母をガッカリさせる言動をしてたんだろうなぁ・・・ 申し訳ない><
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