しんどい日は「近く」に焦点をあてる。
夫の影響で、日々傾聴するようになった voicy で、佐々木俊尚さんが、
「自分の専門外のことは、その道の専門家複数人から学べ。」
と語っていらして、
「例えば、全く知らないコンビニの流通について、
いくら自分の頭で考えたって、何もわからないでしょ?
そこはコンビニ流通の専門家に聞くしかない。
ただし、偏った考え方にならないよう、
一人ではなく、複数人に教えを乞うことが大切です。」
との解説に、深く納得でした。
ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、
毎日、複数の安全保障や国際政治の専門家の方たちの発信を追っているのですが、
もともと、背景となる基礎的な知識の乏しい私には、
かみ砕いて吸収することが難しい問題も多く、
今、起こっている悲劇の全体像をきちんと把握することも、どう動けばよいのかを明確に判断することもできない自分が情けなく、
意気消沈しそうになることも度々です💦
でも、そんなとき、友人が教えてくれた言葉が助けになります。
「一番身近な人を笑顔にしよう」
このままでよいわけがないのに、どうしてよいかわからない・・・
と、気持ちが沈んでしまったときに、
先ず、自分の一番身近な人を笑顔にすること・・・を目標に、今日をスタートしてみる。
そして、「これから先」の世界が、どうなっていくのか、
今の私の頭では想像もつかない・・・と、思ったときには、
とりあえず、今日を良い日にしよう・・・と、一番近くの時間を大切にする。
自分が迷いなく動ける「一番近く」に戻って、
そこを起点に体勢を立て直し、意気消沈のしんどい沼を抜け出すようにしています。
悲惨な状況を伝える情報の波に、
自分の無力さに、
今日を過ごすことがつらい・・・と思う時には、
「近く」に焦点をあててみてくださいね。
・・・・「ある男」
ようやく図書館で借りることができた「ある男」。
今秋、妻夫木聡さん主演で上映される映画の原作となった平野啓一郎さんの長編小説です。
昨日から読み始めました。
リアルに進行している時間を乖離したパラレルワールドへいざなってくれる
本や、音楽や、映画のありがたさも、改めて感じています。
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