ぜいたく

昨夕は、厚い雲のせいで、ちょっと怖いくらい綺麗な夕焼け空だった。


刻々と色を変えていく空を眺めながら、


この美しい秋を、最長で、あと20回くらい過ごすと、私の人生は終わるんだなぁ・・と考えていた。


だとしたら、ちゃんと見ておかなきゃなぁ💦と、思って、とうとう陽が落ちるまで眺めていた。

途中、書斎で仕事をしていた夫に、

「綺麗な夕焼けだよ。」と声をかけると、

ベランダまで来て、

「お～！すごいね。」

と、一言感想を残して^^;、また書斎に引っ込んだ。





昨日読んだ古賀史健さんの note に、「ぜいたくを育てる」という言葉があって、
いいな・・・と思った。

いまぼくは犬と一緒に近県の宿にいるんですけどね。
遣っているお金からするとまったくふつうの国内旅行なんですけど、これ以上の「ぜいたく」はちょっと思いつかないなー、と思ったんです。
ファーストクラスの飛行機に乗って、「この島ぜんぶ貸し切り！」みたいな高級リゾートホテルに行ったとしても、ぜんぜん犬と過ごすこの宿のほうがぜいたくだなー、というか。
ぜいたくって、買うものじゃなくって育てるものなんですよね。

夫には響かなかったようだけど💦、


茜色のグラデーションが展開するパノラマに魅せられたひと時は、とてもとても贅沢な時間だった。



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