ちっぽけ

ちっぽけ







昨日は、片道2時間のドライブをして、湖と紅葉を観に出かけた。



紅葉狩りには少し早すぎたみたいで💦、木々はまだ緑の葉に覆われていたけれど、
そのため観光客もほとんどいなくて、あたり一面貸し切り状態で^^気持ちの良い森林浴を満喫した。






木々がトンネルみたいに枝を重ねる道路をひた走った^^
(動画をインスタグラムにアップしていますので、よろしければご覧ください♡)





山や森に入ると、周囲との対比で、「あ~・・私ってチッポケだなぁ・・」と、毎回思う。


昔は、頻繁に山に登っていた。
週末ごとに登山していた時期もあった。


山に行かないと気持ちが落ち着かなくて、それはきっと、自然を体感したい欲求なのだろう・・・と自己分析していたけれど、


もちろんそれもあるけど、


もっと強い動機は、「自分は、実は、とてもとてもチッポケだ。」ということを、ちゃんと思い出したかったからなのだと、後々気づいた。





子供の頃って、学校の友達と家族だけでこの世はできている・・・と勘違いするほど自分の世界は小さくて💦、
その対比で、「自分」が大きかった^^;




それから徐々に世界は広がりはしたものの、
今のように、インターネットが瞬時に全世界を繋いでくれる時代じゃなかったから、
20代の頃も、30代の頃も、私の世界は閉塞的だった。




閉ざされた小さな世界で生きていると、
自分が抱えている問題が、未来を脅かすほどの大問題に思えたり、
自分の悩みが、とてつもなく深刻なものに思えたりして、
八方ふさがりでアップアップしてしまうのだけど




山に入り、大木を見上げ、逞しい水量で流れる川を渡り、頂に到着した頃には、
自分の小ささを思い知って、
同時に、その小さい自分の頭の中にある「大問題」や「悩み」の小ささにも気づけて、
ふっと安心するのだ。




昨日、そんなことを思い出しながら、
当時の、ひ弱だった私を助けてくれた山や森に、改めて感謝した。




家族や親しい友人は皆知っていることだけど、
私は、大きな木を見ると抱きつく習性を持っている^^;
「助けて」って言いながら抱きついていたころもあったけど、
ここしばらくはずっと「ありがとう」って言いながら抱きついている。




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