つもりがある

11月29日



友人から、柚子、花柚子、柿をもらって、豊作^^な風景♡

花柚子はコンフィチュールにしようかな・・
柚子は、柚餅子作りに挑戦してみようかな・・
と、
楽しい想像をしている。

ニュートラルという状態は、機械的には「なにも選択してない空白」なのですが、人間がそれに関わると、「次の状態の前段階の空白」になるんじゃないでしょうか。
空白であって空白じゃない、「つもりがある」んです。

～～～糸井重里さん・ほぼ日の「コラム」より抜粋～～～

そうそう。
たとえ、何もしていなくても「つもりがある」状態は、緊張感があったり、心浮き立ったりと、決して空白じゃない。



柚子と花柚子と柿は、ただテーブルの上に盛られているけれど、
それらは、明日には私の手で別物に変化するはずの、待機中の実りで、
既に、もう、ただの柚子や花柚子や柿ではない。

「つもりがある」が、「希望」とつながってたら最高ですね。

と、糸井さんがコラムの最後に記されたように、



たとえ、今、動きようのない状況にあったとしても、
心のなかに、次に向けての算段のある停滞であれば、
それは、希望の一片であるのだと思う。



若い頃は、「泳いでないと死んじゃうサメみたいだ」と言われるくらい、「何もしていないこと」に対する罪悪感があったし、
「進んでいないこと」は人生を無駄にしていることだと思っていた。



そうじゃなくて、「つもりがある」状態、次の動きを待つ状況を「良し」とできるようになったことも、
前期高齢者になった今、初めて会得できた心構えだ。



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