エネルギーと損得。
昨日、次女が育てた野菜が届きました。
「宇宙元旦である春分の日に採れたお野菜を送ります。どれも森の落ち葉と雑草の力のみで育った無垢の初心者お野菜です。エネルギーすごいよ!」
と書かれたメモが添えられていました。
↓こちらは、昨夜の献立。
固定種だから葉が硬いよ・・・と教えてもらったキャベツは、ロールキャベツにして煮込みました。
煮込んでも葉の色が強い!笑 味も濃くて、夫に「明日は、このキャベツいっぱい入れてお好み焼き作って。」とリクエストされました。
里芋は、皮もヒゲもそのままで、新玉ねぎの葉と、油揚げと一緒に蒸し煮にしました。
皮付きの里芋は、皮の部分はカリっとして、実はほくほくと柔らかくて、石焼き芋に似た食感です♪
新玉ねぎの葉は甘~い♡
チシャの葉と橙は、サラダに。
柔らかな酸味と甘みのある橙だったので、乱切りにして、ビネガー代わりにしました。
ササミと塩漬けオリーブも入れ、オリーブオイルとハーブソルトで和えています。
そして、↓こちらは、野菜に同梱されていた蓬餅です。
娘のお婿さんの実家の庭に生えた蓬で、お婿さんのお母様が作って下さったもので、
お餅部分は「つなぎ」に過ぎず💦、みっちりと蓬が入っていて、
そのため、とても柔らかく、歯切れも良く、嚥下が下手でお餅は食べれない私も、ペロッと1個完食しました♪
娘から「胡麻油で焼いてみて。」とアドバイスもらったので、その通りにして、きな粉をかけて、お仏壇にもお供えしました。
今日は、夫のリクエストのお好み焼きと、新玉をスライスして生のまま包んだ焼き餃子を作ろうと思います。
子供の頃は喘息の発作に苦しんで、虚弱体質でもあった次女は、
本業の傍ら、余暇をかき集めるようにして、野菜作りを始めて以来、
「太陽の子」みたいな肌艶の良い健康体になりました。
仕事と農作業で、のんびりする暇もなく、
収穫した野菜を、こうして、私達や、姉や、妹や、友人に送ってくれて、
その労力や、送料を考えると、「大変な思いして、損得でいえば、損してる?」ことになっちゃうのでしょうけど^^;、
いつ会っても、元気で、楽しそうで、
本当に、「よく生きる」ってことは、コスパやタイパに代表されるような「金銭的、時間的な損得」とは別次元のことなのだろうと、次女に接する度に思います。
「ここんところは得しなくてもいいや」とか、
ほぼ日刊イトイ新聞より抜粋
「損かもしれないけど、それは損すればいいよ」とか、
「損だの得だの考えてなかった」とかね、あるものだよね。
ときには、「どうぞどうぞ」と、労力でも金でも時間でも
惜しみなく出しちゃうこともあるよ、人は。
「損だの得だの考えてないよ!」みたいな心の動きって、
きっと、AIには真似でいないもので、
人が「人らしく生きる」ことの神髄には、そういう、「損得じゃなくない?」っていう幸せの形があるんだろう。
ぼく個人としては子どもたちや、
ほぼ日刊イトイ新聞より抜粋
その子どもたちには「ちゃんと損できる人になれ」と
単純なことを言ってやりたいと思っている。
あぁ・・・深いなぁ・・・
深い言葉。
私はそんな風に言えたことなかったな・・・ というか、気付けてなかった。
孫たちにいつか言えるかな・・
そういうことを、ちゃんと伝えられる生き方を、私もしよう。
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