オール

昨日は居住しているマンションの管理組合の臨時総会に出席した。
議案は、修繕補修工事に関することで、
予め配布されていた資料に目をとおしていたものの、
例えば、
用いられる資材や予算が妥当であるかどうか・・など・・を検討できるだけの知識が私にはなく💦、
説明を聞き、委員のかたに判断をお任せする選択をした。
会の終わりに、進行役のかたが、「何か質問のあるかたは?」と問われた時、
私より少し年長だと思われる男性が挙手し、
「自分は全くの門外漢なので、的外れな質問になってしまうのかも知れませんが・・・」と前置きした上で、
工事の内訳書について、いくつか疑問を提示された。
・・・すごく反省した><
わからないことは、ちゃんと質問して、理解すべきで、
それは、もう小学生の頃に教わったルールのはずだった。
なのに私は、「面倒だ」と思ったのか、「知らないことを恥ずかしい」と思ったのか、
あるいは、その両方だったのか💦、
わからないことを、わからないままに、
自分で下すべき判断を他人に任せる選択をした。
自分の想いや考えをきちんと人前で伝えなきゃどうにもならない世の中になっても、自分の想いを人前で表現することを習ってこなかった日本人である私たち、何歳になっても、シャイを公言してはばからない人が多い。
町内のことを決める大事な会議で、自分たちが当事者として、意見を述べなきゃならないのに、マイクが回ってきたら、手でイヤイヤをして、尻込みし、おばさんたちが、マイクのなすりあいをしている。
~~~山田ズーニーさんの「おとなの小論文教室」より抜粋~~~
マイクこそ回ってこなかったものの、
私も、「当事者である自分」を放棄して、尻込みしていた。
それは、すごくカッコ悪く、恥ずかしいことだ・・と、気付けて良かった。
中島みゆきさんが作詞作曲した「宙船」という曲に、
♪その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ♪
♪おまえのオールをまかせるな♪
という歌詞がある。
私が40代後半の頃、TOKIO が歌っていて、
随分勇気づけられた。
若い頃に比べて握力は衰えたけど💦、
オールは自分で持たなきゃダメだ。
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