カミングアウト。

カミングアウト。





私のブログは、身内、友人、など、多くの「私を知る人」も読んでくれているので、

時に、

「あ・・・・この話題はアップするのを控えよう💦」と思うことがあります。



でも、時の浸食?魔法?^^;で、「ま、いいか・・・」と思い直し、後日アップすることも、
まま、あります。



今日のブログは、そんな、時の経過を経て、 もういいかな・・ という気持ちと、
やはり、ちゃんと残しておこう・・という気持ちの両方で、アップします。





母が亡くなった後の数カ月は、
今思い返すと、正直、「心ここに在らず」な状態で💦、
きっと、もっと先の、例えば、母の七回忌あたりで、
「あの頃は変だったよ・・」
という指摘が、家族の誰かからあがるのではないかと覚悟しています💦




そんな変な状態の真っ最中に、雛祭りがやってきました。(母は1月10日に亡くなりましたので、それから2ヵ月しないうちに桃の節句が訪れました。)




母は生前、まん丸い一対の大内人形のお雛様を大切にしていました。
弟のお嫁さんのご実家にゆかりの人形で、お嫁さんのご両親からプレゼントされたものでした。



私は、母が亡くなった後、毎週末、母と暮らす予定だったマンションへ遠征し、
そこで母の荷物を解き、整理していたので、「お雛様を見つけて飾ってあげよう。」と思い立ちました。




けれど、探せど探せど、生前母が両手でくるんで、愛しそうに撫でていたお雛様が見つからず💦、
これは、多分、精神状態が不安定な私が、不要物と勘違いして、廃棄してしまったんだ・・・と思い込みました。




そして、自分のしでかしたことの重大さに打ちひしがれ💦、
自分の記憶を頼りに、同じものを買って母に謝ろう・・と決心しました。




早速、インターネットで、大内人形のサイトにアクセスしてみたのですが、
時期が雛祭り直前だったこともあり、「今季の生産は中止しました」というソールドアウトの掲示ばかりで💦、



どうしよう・・・T_Tと、途方に暮れていたところ、
画像検索した中に、メルカリで出品されている大内雛を見つけました。




母が持っていたものにそっくりでした。
心臓がバクバクして💦、即行で大きさの問い合わせをしたら、大きさも、同じサイズのもののようでした。




「購入希望です。桃の節句に飾りたいので、すぐに出荷していただけますか?」
とお願いしたら、
「わかりました。今から梱包して、すぐに送ります!」
と快諾して下さって、
翌日、まん丸の可愛い内裏雛が到着しました。



両手でくるんで、「ごめんね・・・」と泣いてしまいました。

送り主さんには、
「とても可愛いお雛様を譲っていただいてありがとうございます。大切にします。」
とお礼のメールを出しました。







この騒動には後日談があって、
3月6日の、母の四十九日の法要の後、
お雛様のことを弟に報告しなければ><と、覚悟を決めて、

「〇〇子さん(←弟のお嫁さん)のご実家からいただいたお雛様のことだけど・・・」
と口を切ったら、

「あ、お姉ちゃんに言うの忘れてた。あのお雛様、△△△(←私の長女)に頼んで、探してもらって、お葬式の後、送ってもらったの。〇〇さんが手元に置いておきたいっていうから。」
と、あっけらかんと言われて💦、
ドッヒャ~!ヽ(+∇+)ノでした。




今、本物のお雛様は弟のところに、
そして、お内裏様(おだいりさま)ならぬ(笑)お代理様(おだいりさま)の一対は、我が家にあります。




遠く弟のところへ行ってしまったお雛様を恋しく思った母が、
もう一対を取り寄せたのかなぁ・・と、今では思っています。



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