不安定でいい。

不安定でいい。













昨夜、帰宅した夫に、



たとえ、日によってコロコロ言うことが変わったとしても、
その都度、「そうか。今日はそういう気持ちなのか・・・」って、
母の思いに沿っていこうと思う。


と告げました。





よーーーーーく考えると、
弟や夫が信頼してくれている「私の判断」だって、決して安定したものではないのです。




その日その日で、「やっぱ、こっちかな?」「いやいや、違うかな?」と、
揺れ続けています。






産婦人科医であり、文筆家でもいらっしゃる高尾美穂さんが、



日常は揺らぐもの、と考えてみたらどうだろう
特に女性は毎日変化してる生きもの
常に変化していることに気づかないくらい、実は「変わる」「揺らぐ」ことに慣れてる、とも言えるんじゃないか

変わっていくことを恐れず
変わり続ける自分を受け入れたい




とおっしゃっていて、
そうだな、そう思えたら、とても楽だな・・・と思いました。





昨日は雨模様だったけれど、今日は晴れ。
昨日なかった吹き出物が、今日は頬にできてる。



毎日は揺れ続け、毎日を生きる私も変化し続けている。




なのに、自分の気持ちだけが安定するなんて、そんな都合の良いこと、あるわけないじゃん♪くらいに思ってて丁度良いのかも^^;







私は若い頃、「揺るがぬ大木のような人になりたい」と思っていました。

もともと木が好きで、とくに、ご神木のような大きな木に出会うと、今も、胸が詰まるほど感動します。

大地に根を張り、雨にも風にも動じない巨木のような人に憧れていました。




10年前に出会った理想の大木。大きすぎて、全体像がカメラに入りませんでした💦





けれど、とうとうそういう人間にはなれませんでした。



いつもいつも揺れている。




だから、自分以外の人たちも、
一見、自信に満ちて、揺るがぬ人に見えたとしても、
実は「揺れてるのかも?」「揺れてて当然」だと思えたら、



時に辛辣なことを言われても、
昨日と今日で、言ってることが違っても、そーか、そーか、って思えます。





きっと誰しも、「たゆたえども 沈まず」、時には流され、不安定に、人生を泳ぐ仲間。




だからこそ、揺れてる同士が、日食みたいに重なりあう軌跡が、この上なく尊いのですよね♪




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