価値観の違いについて。

価値観の違いについて。



「あなたとは価値観が違うのよ!」
「彼とは価値観が違い過ぎて付いていけないわ・・・」
みたいに、頻繁に取り上げらえる「価値観の違い」・・・

私達夫婦もその例に洩れず^^;、「違うよね~!価値観!」と、今更ながら驚くエピソードは数知れずです💦

例えば、プライベートで読む本。
夫の本棚に並ぶ書籍の中に、興味を引かれて読んでみようかな・・・と思えるものはほとんどありません。(↓一部抜粋すると、こんな感じです・・・)

そんな中、唯一、私が時々取り出してページをめくるのが、画像一番左に写っている【数え方の辞典】です。

日本語は、「3人」、「5頭」など、名詞の後にバラエティーに富んだ数助詞が付く言語で、日本語を学ぶ海外の人たちにとっては大きなハードルになっているようですが、その数助詞=【数え方】を網羅した辞典です。

この【数え方】については、先日も、エナジーボール(ドライフルーツやナッツなどを砕いて固めた栄養食です)のレシピを英文で検索していて、生の無花果を使ったレシピを解説しているサイトを見つけ、Googleで日本語翻訳したところ、

「Last week, the package got delivered – about 200 fresh figs right to my door step.」

の文章が、

「先週、パッケージが配達されました–私の玄関先まで約200匹の新鮮なイチジク。」

と訳されて💦、うごめく200匹の無花果を想像してゾワゾワしました^^;


以前、数助詞を使う言語と、使わない言語の違いについて、少し調べてみたことがあるのですが、ざっくり言うと、言葉の成り立ちの過程で「自分が示すものを、数のみならず、その状態まで相手に説明したいという思い」が付加された結果、数助詞が生まれたようです。

確かに、「1頭」と言われたら、頭が認識できるほどの大きさを持つ動物を想定しますし、「1羽」と言われたら、羽を持って飛べる動物を想像しますよね。

私達の先祖は、細やかで、真面目で、思いやりのある人達だったのかも知れませんね。笑
そして、英語を母国語とする民族の祖先は、鷹揚で、細かいことより、わかりやすさを重視する人達だったのかも知れません。

それぞれが大切にする思い(価値観)の違いで、物の「数え方」のみならず、主語・述語の位置までクルっと異なる言語が出来上がったことを、とても面白く思います。


ところで、十二単(じゅうにひとえ)ってどう数えるかご存じですか?
私は、令和天皇ご即位の際、「そーいえば、どう数えるんだろう?」と辞典をひいてみました。
十二単の数え方は「領」です。
「領」は襟を表し、着物も「着」「枚」「点」など以外に「領」で数えることがあるようです。

日本語って本当に複雑で、でも、美しく味わいのある言語ですよねぇ・・・


・・・・おまけ。
昨日はピザを焼きました。
実はこれまで、ず~っと、ピザ生地は冷凍のものを使っていて(KALDIのピザ生地がお気に入りです♪)、この度初めて生地から練りました。
そして、初めて、魚焼き用のグリルで焼いてみました。
オーブンよりも直火が強いので、香ばしく仕上がりました。

スキレットをお持ちの皆様、ピザは魚焼きグリルで焼くことをおすすめします♪

※昨日のピザ生地はもちもちふんわり系でした。
レシピをシェアさせていただきますので、ふんわり系ピザがお好きな皆様はぜひ^^

【材料】1人前
強力粉 100g
ドライイースト 約2g
甜菜糖  約1g
塩 約2g
オリーブオイル 約2g
ぬるま湯 60cc

【作り方】
ボールに強力粉・ドライイースト・砂糖・塩をボールに入れて混ぜ、ぬるま湯を入れて混ぜ、全体をなじませ、オリーブオイルを加えて捏ねる。
丸めてなめらかにし、表面に分量外のオリーブオイルを塗って、ボールにラップをかけて、温かなところで1時間発酵させる。
上から潰してガス抜きし、オリーブオイルを塗ったスキレットに延ばし、フォークで穴を開け、好みの具材と溶けるチーズを載せ、魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼く。(昨夜はトマトソースと、パプリカ・玉ねぎ・万願寺唐辛子・チーズを載せて焼いた後、生ハムとバジルを添えました。)

以上です♪



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