卵とムーミンのこと

卵とムーミンのこと





9月12日



最近、ある習慣ができて^^;、自分でもちょっとびっくりしているのですが、


実は、一日一個、茹で卵を食べてるんですよね・・・ おやつみたいに。笑


殻をむいて、お塩を少しつけて。



そういう風に茹で卵を食べるのって、多分、小学校低学年の頃以来で、
当時、機関車?列車?で旅行する際に、
ホームの売店で茹で卵と冷凍ミカンを買ってもらって、車中で食べてたなぁ・・っていう記憶が最後の気がします。



どちらも、あまり好きじゃなくて💦、それからは、どちらも食べてなかったのに、(茹で卵は、サラダに入れたり、カレーに添えたりと、「添え物」としては食したり、半熟卵を漬け卵にして食べたりはしていましたが、普通に固茹で卵を単体で食べるってことはありませんでした。)なぜか、突然、「茹で卵食べよう!」と思い立った日から、途切れることなく^^;、一日一個食べ続けています。



なんなのでしょうね・・・
体が欲しているのかなぁ。栄養源として。



私自身は、こういう、よくわからない突き動かされるような^^;衝動には従うべきだと思っているので(本能のなせるわざのような気がするので・・・大げさですけど^^;)、
もう要らない・・・って思う日まで続けてみようと思います。





突き動かされる衝動・・・と言えば、、、


先日、NHKで放送された『ムーミンたちの戦争と平和 アナザーストーリーズ運命の分岐点』の中で、
トーベ・ヤンソンさんが、ムーミン全集の初刊となる【ムーミン谷の彗星】を執筆したのは、
彼女の31歳の誕生日である1945年8月9日に、長崎に原子爆弾が投下されたことがきっかけだった・・・と解説されていて、


ムーミン谷を襲った彗星は、原爆をイメージして描かれ、ムーミンシリーズには、反戦・平和のメッセージが託されていたのだと、初めて知りました。




トーベ・ヤンソンさんと同じく8月9日に生まれた私は、
父に連れられて、生まれて初めて本屋へ行った際に、
「好きな本を一冊選びなさい。」と促され、【ムーミン谷の彗星】を手に取りました。



後にテレビアニメになった画風とは全く違って、
モノクロの、寂しく、おどろおどろしいような雰囲気さえする挿絵の本に、
なぜだかわからないけど、強く惹かれたことを、今でも覚えています。





その後、土曜日ごとに、父と本屋へ行き、ムーミンシリーズを全巻読み通し、


年齢を重ねて、中学生になっても、高校生になっても、愛読書として手元に置き、繰り返し読みなおしました。


なので、ムーミン物語は、思春期の私の人格の一部に同化していた・・と言っても過言でないほど身近なものでした。




そういうこと、時々ありますよね。



卵のことも、ムーミン谷のことも、



うまく説明でなくて、でも、説明できないままに、行動したり、受け入れて大切にしている・・みたいなこと。


きっと、AIはそういうことできないと思うのですよ。 どーしても分析・解明しようとしちゃうと思う。



だから、卵なんで食べたいんだろう? ま、いいや。 
なぜあれほどムーミンに惹かれたんだろう? ま、いいや。って、
突き詰めず、そのまんま受容できるところが、AIならぬ「人が持つ懐の広さ」なのだろう・・って、自己満足しています^^



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