大往生と、皆「老い」の初心者。

大往生と、皆「老い」の初心者。














夫の伯母が亡くなり、

昨夜がお通夜、今朝が葬儀・告別式でした。




コロナ禍での葬儀でしたので、感染防止対策のため、参列の時間枠をずらしてあり、
個々に、ゆっくり故人とのお別れができました。






花に囲まれた伯母は、とても綺麗でした。

伯父が、「よく来てくれた!」と、夫と私に笑顔を向けて、
「ここまで生きたら大往生。 私もあと3年くらい頑張って、あっちに行こうと思うよ。」
と、伯母の遺影を見上げて言いました。






私も、父を送る時、
「しばらくは会えないけど、でも、待っててね。またね。」と、最後に言いました。

大切な人を見送る時は、きっと、皆、同じ気持ちになるのだろうなぁ・・と思いました。
(そして、「あ、今の私はもう、父より年長になってる💦」と気づいて、ちょっと焦りました^^;)






歳を重ねるごとに、「いつか会いたい人」が増えていき、
もう、あっちに行っても寂しくないよ♪と、覚悟のできる旅立ちを、大往生と呼ぶのかも知れませんね。







・・・通販で取り寄せた むかご で、むかごご飯を炊きました。
ぼやっとした^^;味ですが、淡泊でほくほくした むかごご飯。好きなのです♪







私に むかご を教えてくれたのは、若い頃、一緒に山登りをしていたメンバーの一人でした。
むかご だけでなく、お茶にできる野草や、毒キノコの見分け方、木の箸の作り方など、
サバイバーとして生きる術(?笑)みたいなことを、伝授してくれました。




私が山登りをしなくなって、もう30年くらい会っていません。
お元気かな・・・
また会いたいな。




いつでもまた会えるような錯覚を持てていた頃は、
「また会いたいな。」という気持ちは、それほど切実なものではありませんでした。



でも、自分自身の「終い」がよぎる年齢になると、
「また会いたいな。」を「いつ会おうかな。」と、具体的にしていかなければ、

「あれ?会えなかったよ・・・」と、今度は、私が、あちらの世界で待つことになりかねません💦

そういうことも、ここ最近は考えるようになりました。




みんな、「老いる」ことは初めてだから、
「老いて」初めて知る自分の変化・・・ 「困ったな。」と思うことも色々あるけれど、
でも、新鮮ですよね。笑



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