失敗??とトゲ抜き。

失敗??とトゲ抜き。














↓こちらは、昨日選んだ仏花・・
ミルキーピンクのヒペリカムと、薄い紫~マジェンダピンクのグラデーションのチューリップと、青紫のベロニカです♪









ヒペリカムが可愛かったので^^、我が家にも連れ帰り、お雛様と一緒に飾りました。











毎週末、往復7時間の車移動する車内では、たいてい、夫がradikoで時事ニュースを取り扱った番組を聴いています。



私も、ぼーーーっと聴いたり、寝たり(笑)、こちらとは別にアップしているファッションブログを更新したりしているのですが、



昨日、「なんだかなぁ・・・」と、心が痛んだニュースがありました。





会見をご覧になった方も多くいらっしゃるかと思いますが、



鹿児島県の種子島宇宙センターから、2月17日に打ち上げを予定していたH3ロケットが、発車直前のカウントダウン中にシステムが異常を検知し、打ち上げ中止となりました。





この結果についての記者会見で、


とある記者が、JAXAの岡田匡史プロジェクトマネージャーに対して、
「失敗と呼ばれてしまうのも甘受せざるをえない状況じゃないんですか?」
と質問すると、



岡田さんは、
「ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です。」
と説明されました。



それに対して、その記者は、
「わかりました。それは一般に失敗といいます。ありがとうございます。」
と、質問を終えたのです。




私は全くの門外漢の素人ですけれど、それでも、何らかの異常を検知したシステムが、着火信号を出さない選択をし、打ち上げが見送られた状態なのなら、それは、「安全を守るための中止」であって、「失敗」とは別物じゃん!(`・ω・´)と思います。





実際に、岡田さんも、
「失敗というのはいろんな定義もあると思うが、打ち上げにおいてカウントダウンシーケンスで止まったものは打ち上げ中止だと思っている」
と説明されていました。







今朝、なんだかなぁ・・・が解消されないままでいたところに、
ツイッターのTLに、作業用ロボットの開発をされている方のツイートが流れてきました。




技術者は、必死に膨大な量の例外を想定して色々な例外処理を組み込んでいる。
今回は、例外を事前に想定出来て、検知・停止のためのシステムを開発出来て、それが期待通りに動作した。
これは、本当に素晴らしいし、心から敬意を払う。
それを、何も知らない方が乱暴に失敗の二文字で括らないでほしい。




そう><
私が言いたかったことを、プロの立場で言語化して下さって、ありがたいです。






何かスムーズにいかない状況が起こった時、その責任を取るべき立場の人に対して、

「そこに至るまで、その結果になるまで、自分には思いもよらない色んな経過や、努力があったはずだし、今の状況の全てを自分は把握できているわけではない。」
と、相手を慮り、自省する姿勢を忘れてしまったら、

この、波乱万丈の地球上は、トゲトゲの場所になっちゃうよ!と、思うのです。





糸井重里さんが、
「あらゆるものごとに敬意を持っている・・・って素晴らしいことですよね。」
とおっしゃっていましたが、



本当に、
先ずは敬意ありき・・・のスタンスでいることが、
トゲのない 生息しやすい 世の中を実現する土台だと思います。





人にも、自分にも(←ここ、忘れがちです💦要注意^^;)、敬意を払って、今日も良い日にしていきましょうね♪




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