奇跡のようでした。

奇跡のようでした。








昨日は、母とランチデートしました。



以前は、事前に食べたいものや、行きたい場所を聞いて、お店を予約したり、
ドライブルートの予定を立てたりしていたのですけれど、


当日のコンディションで変更になることが多々あり、
今は、その日、会ってから、母の希望を聞くようにしています。





昨日は、
「今日は海を見たい。海の傍でお魚を食べたい。」
と、以前に行ったことのある海辺のレストランに「もう一度行きたい。」とのリクエストでした。




お店に着くと、「満席で、50分ほどお待ちいただくことになります。」と言われ、
あきらめて出直そうとしていたら、




「ここで食べたいから、50分なら待ちますよ。」と、母は、酸素ボンベカートを押して、待合スペースにとことこ歩いて行ってしまいました💦




けれど、待合スペースも満席で、
「やっぱり今日はあきらめよう。」と、母を引き留めていたら、




待合用のソファの、一番奥に座っていらしたご夫妻(私と同年配くらいの方でした)が、立ち上がって、


「どうぞこちらにお座り下さい。
 次が私たちの番ですから、私たちの代わりに、先にお席へどうぞ。
 私たちは、順番を一番後ろにしてもらいますから。」
とおっしゃったのです。




私は先日、こちらのブログに、赤ちゃん連れの若いご夫妻に列を譲ってあげようと思った・・というエピソードを記しましたが、



そのまんま同じことが、
昨日は、立場を逆転して、我が身に起こったのです(◎о◎)




「僕らは、急いでませんから。お母様に先にお食事させてあげて下さい。」
と、ご主人が再度促して下さって、




先日私が若いご夫妻に抱いた同じ思いを、母に寄せて下さっているのだ・・・
と、胸がいっぱいになって、


「ありがとうございます。」と頭を下げると、
私の横で、夫が、直角になるくらい腰を折って、「ありがとうございます!お言葉に甘えさせていただきます!」と答えていました。


母は、「あらあら・・・」と、事の成り行きに呆然としていました^^;









母は、三口ほどの海老と、お味噌汁に口をつけただけでしたけど、
「美味しかった。」と満足そうでした。


窓外の海を見ながら、解放された気持ちで食事をしたかったのだと思います。






昨日は、この後の母との暮らしについて、色んな話をしました。
母から、
「あなたたち二人が、おしゃべりをしている時に、私は口を挟まないようにしようと思ってる。」など💦、
「どっからその発想~~~?!💦」という心構え(?)を聞かされたりして💦、



母の複雑な心の内に、戸惑うこともいっぱいありそうだなぁ・・・と、
身構える場面もあったのですが、




でも、帰宅して、母に、
上の画像を添えて、

「優しい人に出会えて、良い日だったね~!」とLINEしたら、

「楽しかったね。また連れて行ってね。」と、すぐに返信がありました。




共に暮らす家族が増えると、その分、気に病むことも、反対に、楽しいことも、増えるのだと思いました。



どちらも、しっかり受け留めて、

心身ともに、今よりマッチョに、人としての熟度を増して、成長していけたらと思います♪



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