好き

好き






ウォーキングの途中で見上げた空は、
綺麗な空色に、綿毛みたいな、毛玉みたいな、雲が浮かんでた。





今日の空、好きだなぁ・・・♡と、しばし眺めてた。




随分前に、オヒョイさん(藤村俊二さん)が、
「歳をとるごとに変わっていく自分を、面白いなぁって思う。」
という意味のことを話されたインタビュー記事を読んだことがあって、



当時まだ若かった私は、その言葉を、単に、
「わ!白髪が生えた!」とか、「ここにも皺が!」みたいな、
見た目の変化を新鮮に思うってことなのかなぁ・・・とボンヤリ捉えていたのだけど、



いざ、自分が「歳取った人」の仲間になって、わかったことは、

外見(見た目)の変化は、面白いっていうより、「そーきたかー・・・」という💦、あきらめ受け入れる・・・みたいな心境になりがちで^^;、


オヒョイさんの言う「面白い」と思える変化は、内面的なものに集中している。



最近気づいた変化は、

「好きだ」と感じるものごとの範囲が広がったということ。


例えば、以前は、今日のような青空を、「綺麗だなぁ・・」「気持ち良いなぁ・・」と思ったとしても、「好きだなぁ・・」という感覚は湧かなかった。


人に対しても、感じの良い歯科助手さんや、店員さんなどに、「ありがとう」という感謝の気持ちに加えて、好感を持つことが増えた。



そして、その反対に、「嫌い」なもの・ことが減った。

とはいえ、「嫌い」だったもの・ことが「好き」に転化したわけじゃなく、「嫌い」の感情が湧かなくなった代わりに、単に「どうでもいいこと」として、流せるようになったのだと思う。


こういう感覚が増長して、
「見たいものしか目に入らないし、聞きたいことしか耳に入らない おばあちゃん」が出来上がるのかも知れない。笑



そういえば、母も、晩年、
「ママの好きな先生よ。」
「ママの好きなケアマネさん。」
と、人への高評価の言葉が、
「好き」に統一されてたな・・・^^



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