弟の命日と港の女。

弟の命日と港の女。






5月28日



弟の命日。
お墓参りをした。




墓地に向かう車窓から見える海は、
いつものように凪いでいる。

最初はとても不思議だったけど、今では、両親や弟が待っていてくれるからだろうなぁ・・・と、当たり前に受け留めている^^







夜は月に一度のワイン会に参加した。
稀有なご縁で、会員さんのお姉さまが亡き弟の知己のかたで、
たまたまお姉さまが、私のブログを目にされたことも重なり、昨夜お目にかかることができた。


「実は今日が弟の命日なんです。」とお話したら、
「○○○くんが繋いで下さったのかも知れませんね。」と言って下さった。









5月29日



一度4時過ぎに目が覚め、
二度寝したら、夢を見た。


私は湖畔のベンチに座り、
大きな荷物を背負って小舟に乗り込む長女を見送っている。

「危ないから行っちゃダメ。ここにいなさい。」と言う言葉が、喉元まで溢れそうになっているのだけれど、
数日前に読んだ岸田奈美さんのお母様=岸田ひろ美さんのポストを思い出して、泣きながら手を振った。

私は「港の女」になりたいんです。
そっちの意味ではなく、信頼しあっている親子という前提の方です。
子が自分の元から離れることがあっても、必ず航海に疲れた子は女(親)の元にもどってくる。
だから信じて待っている港になりたいのです。ブォーン(汽笛)




母親の最終形態は「港の女」。

その覚悟を、私にも促す夢だったのだろう。



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