忘れる

忘れる





2月5日


今日もとても寒くて、
お昼ごろには、粉雪が舞っていたけれど、


夕刻には「ピーカン!」って言葉がぴったりなほど晴れて、
夕焼けにならないまま、ぴかーっと光るお日様が沈んでいった。






なんか、すごく爽やかな気配で・・・、
「そうだ!立春も過ぎたことだし、お雛様を飾ろう!」と思い立ち、
今年も、
母のお気に入りだった大内雛を飾った。



明るい西日を浴びているお雛様♪





2月6日



朝カーテンを開けたら、町中がまっ白だった。

「雪積もってる!」
と、
いつも肩にのってくれてる人たちと驚きを共有して^^;、
お仏壇にも報告して、

その後、夫を起こした。



「忘れる」ということは誰かを置いていくということでも、無視して手を振ることでもなくて、むしろ自分の中にその人が溶けた状態で、一緒に生きてもらうことだと思うのだ。


~~~作家・安達茉莉子さんの note より抜粋~~~




今はまだ、思い出さない日はないけれど(というより、いつも一緒にいる感覚が抜けないけど)、
いつか、溶けて、忘れて、一緒に生きてくれる日がくるのかな・・・



それは、寂しい気もするけど、でも、心強い。



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