2022年2月10日

成金。

昨夕、ウォーキングを兼ねて100均パトロール（←つい余計なものまで買い過ぎてしまう危険なパトロールです。笑）していたら、
食料品コーナーで、帰宅途中らしい中学生男子二人連れの会話が聞こえてきた。

「やっぱ、オレ、チキンらーめん買うわ。」
「お～・・・成金！」

マスクの下で、小さく　あはは^^と笑ってしまいました。

私も、お小遣いを硬貨でもらっていた頃には、友達と待ち合わせて、近所の文房具屋さんに行き、さんざん迷って、「やっぱり、イチゴの匂いの消しゴム買う！」みたいに、一大決心で10円玉や100円玉を使ってたなぁ・・・

あの頃、迷って迷って、お小遣いで買ったものは、全部宝物でした。
もう少し大きくなって、お札でお小遣いをもらうようになってからも、
ドキドキしながら買った吉田拓郎やオフコースのレコードは宝物だった。

物欲（物や金銭への執着心）とは別の、

図書館で吟味して選んだ本がとても面白くて幸せだったり、
スパイスを調整しながら漬けた梅酒が美味しくて幸せだったりした時と同じくくりの「心躍る」お買い物は、
お金を得ることの苦労を知らない世代限定で成り立つものなのかも知れません。

実際、子供の頃の私も、握りしめた硬貨を、「望みのものに変えられる魔法の金貨」みたいに思ってた気がします。

時は流れ（笑）、今は、生活に必要なものを、いかにコスパ良く手に入れるか・・・が「お買い物」の主なテーマになっていますが^^;
それでも、大人になってからも、「使い勝手は悪いかもしれないけど」「あまり出番はないかも知れないけど」・・・と思いながらも、ドキドキワクワクと購入し、宝物（高価という意味ではなく）として大事にしているものもあります。

↓こちらのミニサイズの食器類は、まさに「使い勝手が悪く、あまり出番のない」宝物たちです^^;
サイズがわかりやすいよう、スプーン＆フォークを添えて写しました。
（「こんな役にたたないもの買って、成金か！」って、怒られそうですけど💦笑）

おままごと用みたいなミニサイズですが、薬味を盛りつけたり、一口スープを入れたりして、たま～に^^;使っています。

そういう、割り切れない端数みたいな余分？も、私にとっては大切な生活の彩りになっていて、
私がストリクトに断捨離できない理由は「そこ」だなぁ・・・と思います+_+