我慢。。

我慢。。









日本古来の「我慢は美徳」の文化は、武士道から発生したと言われています。

「武士は食わねど高楊枝」に象徴されるように、
「喜怒哀楽」を表現することは、良くないこと、失礼なこと、、という価値観がベースとなって、
そこから、「苦しい状況でも耐えて頑張る」という根性論が育ったようです。





現役の中学教師の方が、

***
学校で身につけるべき我慢する力とは
「価値観の違う人の意見も尊重する」とか
「たとえ苦手な人とグループになっても協力して活動ができる」とか、
多様性の社会で生きるための力であって、
校則みたいに
「特定の価値観に黙って従う」我慢とは真逆なんですよ。
***

と発言していらして、
確かに、「我慢のしどころ」を見極めることは、とても大切だと思いました。





特に私たち世代が一番やってはいけない我慢は、「痛みを我慢する」ということで、

言葉を持たない体が発する「ここに不調がありますよ!」というサイン(=痛み)を、
「我慢できる程度だから・・・」と見逃してしまうと、後々、自身のQOL(生活の質・人生の質)を下げる結果を招くことさえあります。





以前、ジェーン・スーさんが、

「おばちゃんの何が最高かっていったら、誰の機嫌も取らなくていいってことですよ。
我々は我々の行きたい方向に、好きなように行かせていただきます。
暴走特急だから。」

と勇ましく語るインタビュー記事を読んで、思わず笑ってしまったのですが、




言葉を変えると、
「我慢は美徳」の文化をのさばらせず、「我慢のしどころ」を見極めた上で、「しなくて良い我慢をしない」・・と腹をくくれるのも、成熟した大人の証なのだろうと思います♪





・・・海老で鯛を釣る?💦

昨日は、サクランボジャムのお礼に・・・と、弟から「ワインのおつまみセット」が届きました。

ナチュラルチーズ、枝付き干しぶどう、ナッツ入りの蜂蜜、トリュフ入りチーズソース、クラッカーの詰め合わせで、そこそこお値段がしそう・・・

義妹(お嫁さん)の気遣いなのだと思いますけど、なんだか逆に申し訳ない気持ちもしつつ、
早速、一人早めのチョイ飲み夕食にしました^^(昨日は夫が不在でしたので♪)



ルッコラとスナップエンドウと生ハムのサラダを一緒に。(スナップエンドウは、ご近所さんからのお裾分けです。いただきもの盛り盛りプレートになりました。笑)


前回登場した際には、シュッとしたシルエットだった丹頂アリウムが全開し、ぼさぼさ頭の丹頂鶴?みたいになりました^^;





「ゴールデンウィークなんだから、どっか連れてって~!」と賑やかだった子供たちも巣立ち、
「お腹空いた~・・」とキッチンをうろうろする^^;夫もいない休日の夕刻を、

なんにも我慢せず、誰にも気を遣わず、最大限に弛緩しながら(笑)過ごしました。


そういう緩い自分の領域が、これからジワジワと広がっていくのだろうなぁ・・と思うと、
楽しみな気持ちと、少し寂しい気持ちの、両方があります。



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