揺れた記録

揺れた記録







9月18日



今日の昼食は、
先日、皮ごとオレガノ焼きにして食べたヤングコーンの残りで、炒飯を作った。


皮を剥いて、1cmくらいにカットして、ヒゲも入れて、
同じくサラダに使って余っていたクレソンと、茄子、小葱、鶏肉も入れて、
コンソメと薄口醤油とハーブソルトで味付けした。


ヤングコーンがほくほくで甘くて、
残り物利用で作った炒飯は、これから我が家の定番メニューに決定した^^


ヤングコーンの炒飯、おすすめです。(最初にヤングコーンの実を縦半分にカットすると、時短で火が通るかと思います♪)








歌人・木下龍也さんが、機関誌『青いスピン』に寄稿された随筆に、

捨てられた菓子パンの袋がつむじ風に乗ってくるくる舞っていたこと。
プールの授業で使ったビート板に誰かの歯形があったこと。
自動販売機の光に吸い寄せられた一匹ぴきの虫のこと。
亡くなってしまった飼い犬の首輪をこっそりと嗅いでみたこと。

友達や先生や親に話すほどでもないけれど、だからこそ自分の心に残っている小さな風景や感情。
僕ぼくはそういうものを思い出しながら短歌にするのが好きで、





と、彼が短歌を詠む動機が記されていて、
私が「ここ」に文字を残しているのも、それに近い感情なのかも知れないなぁ・・と思った。



生きていればたくさんの物事が僕たちを通り過ぎていきます。
その物事の中には、確かに自分の心を揺らしたのに、数年後には覚えていないこともあるでしょう。
心の揺れが小さければ小さいほど消えてしまいやすいと思います。
せっかく揺れたのにもったいないですよね。




年年歳歳、生物である私達は変化し続ける。
「あの日あの時」の私と、「今の私」は、違っている。



変わり続ける自分が、その時々に記録してきた心の揺れが、
私が私である所以だ。



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