敵







一足先に観賞した友人夫妻から勧められた 筒井康隆さんの小説を原作とした映画『敵』を観た。


友人夫妻が、
「テーマは終活・・・だと思う。」
と、前情報(?^^;)をくれていたので、



長塚京三さん演じる77歳の主人公の葛藤を、この先の自分自身に重ねてしまって💦、
観終わった後、少しぐったりした^^;



そして、主人公が恐れた『敵』は、主人公が抗い続けているもの(肉体の老いや、精神の疲弊や、生活スタイルの再構築など)の総体だったのかも知れないと思った。


諦めとは本来 極めて積極的にして能動的な態度である


~~~浄土真宗僧侶・本田 武彦さんのポスト~~~



何かを諦める・・・って、ネガティブなイメージだけれど、
「諦める」決断を下すには、勇気と耐性が必要だ。



抗うことをやめて諦めること=人生を投げ出すこと  では決してない。



むしろ、時がきたら、勇気をもって、
一つ一つ諦めつつ、残っているものを慈しみ楽しむライフスタイルを、
能動的に選択していく終活をコンプリートしたい。




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