文字・ことば
11月20日
午前中、俳句の会に出席した。
毎月、予め、会員一人につき五句投句した句から、それぞれが「いいな・・」と心惹かれた匿名の句を選び、
その結果が、翌月の句会で発表される。
今月は、
私が作句した
「手のひらの湯飲みの温み冬隣」
を7人の会員さんが選句して下さり、
「朝の縁足先だけの日向ぼこ」
の句を、1人の会員さんが、特選句(一番好きな句)に選んで下さり、
とても嬉しかった(T_T)
まだ、認識不足から、季語を二重に使ってしまう(季重なり)という禁じ手を犯してしまうほどの💦初心者だけど、
17文字からなる世界一短い定型詩に、「今、ここ」の自分の心模様を写す難しさを楽しんでいる♪
そして、(昨日のブログに繋がるけれど、)
谷川俊太郎さんの訃報に接し、改めて、
私達人類に、言葉と文字が与えられたことの奇跡と、その意味を噛みしめている。
谷川さん逝去のニュースが流れて以来、
私のXのタイムラインは、谷川さんが遺した詩で溢れている。
これほど多くの人の心に、谷川さんは言葉の杭を打って逝かれたのだ。
その中に、谷川さんが生前『国境なき医師団』に寄せた詩がポストされていた。
私達が通常目にすることのない谷川さんの詩を、紹介して下さったことに感謝する。
国境なき医師団に寄せる 谷川俊太郎
傷ついて赤い血を流し
痛みに悲鳴を上げるのは
敵も味方もないカラダ
ココロは国家に属していても
カラダは自然に属している肌の色が違っても
母の言葉が違っても
信ずる神が違っても
カラダは同じ
ホモ・サピエンスいのちがけで
命を救う
カラダに宿る
生れながらの見えない愛国境は傷
大地を切り裂く傷
ヒトを手当てし
世界を手当てし
明日を望む人々がいる
同じホモ・サピエンスなのに、国境と言う大地を切り裂く傷のせいで、
傷つけ合ってしまう悲劇がある。
でも、同じカラダを持つヒトを、分け隔てなく、命がけで、手当てすることで明日に希望を繋ごうとする人達がいる。
この世は混沌としていて、
時に、暗い予想が幅をきかせてしまうけれど、
谷川さんが遺した強い文字に、
「人類に宿る生まれながらの見えない愛」への、谷川さんの信頼を感じる。
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