旅人。

旅人。











昨夜は、以前訪れたライブハウスに、夫のセッション演奏を聴きに行きました。
一泊二日の外出から戻った日でしたので、色々片付けもあるし、
「どうしようかなぁ・・・」と、一旦、同行を悩んだのですが、





起業家であり発明家でもいらっしゃる 佐藤航陽さんの、




日常を『旅先に滞在してる』と思うようにすると楽しく過ごせる。
旅先では、行ってみたい場所、食べておきたい物、やってみたい事も全部やっておこうって気分になる。
人生も期限が来たら終わるって意味では旅行と大差がない。




の言葉を思い出し^^、「そうだ、楽しい旅にしよう♪」と、付いていくことにしました。





行ってよかった。




演奏の合間に、他県から招かれていたプロのピアニストの男性とお話していて、
彼と私は同い年だということがわかり^^、一気に打ち解けました。笑



なんでしょ。 還暦過ぎたあたりから、「同い年」だというだけで、友達認定してしまうようになりました。笑(お互い、同じ距離を歩いてここまで来たんだね・・っていうシンパシーを感じるのかも知れません。)




で、どういう演奏がカッコいい演奏か・・・みたいな話になって、



彼曰く、
「何をどう弾くか・・・ということより、弾かない「間」にカッコよさがある・・って、この頃気付いたんですよ。」
とのこと・・・



私は思わず、「それ!私も同じこと思ってました!」と、声を高くしてしまいました^^;



この、敢えてしない・・・っていう、「我慢」のエネルギーというか^^;、
聴いてる側も、「え?そこ、来んのかーい?!」みたいに外される感じというか、



そういうところに、粋なカッコよさって宿るのだと、
そして、それは、音楽のみならず、ファッションや、調理にも通ずるものがある・・・と、
実は私も、ここ数年思っていました。



ただ、「敢えてしない間」をどこに置くか、って、本当に難しくて、
永遠の課題なのだろうと思います。







昨日は、遠路はるばる日本海に面した県から演奏をしに来た男の子もいて、
(神木隆之介くんにそっくりのトランぺッターでした^^)
夫が、iPadの譜面を見せてあげたりしていて、まるで親子で音楽を楽しんでるように見えて、
微笑ましかったです♪






私は、音楽を聴きながら、合間合間に、いっぱいおしゃべりして^^

夫は、たまーにアイコンタクトを取る以外は、無言で楽器を演奏して、


それぞれに、それぞれのやり方で、人生という旅の、束の間のオプショナルツアーを楽しみました^^






とても不思議なことに、
頭では、わかっていても、ついつい、「自分は終わりのある旅の途中にいる」ことを忘れて、
「旅を楽しむ」という、一番ベーシックな目的を、ないがしろにしがちな私達・・・




けど、
「私もあなたも旅人」
全ての生きとし生きるものは「旅の道づれ」。




あなたの今日の旅はいかがでしたか?^^
明日も、何に出会えるのか、どんなオプションがあるのか、楽しみですね♪





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