楽しくやってたよ。

楽しくやってたよ。






10月28日



今日は弟の月命日で、夕方からお墓参りしてきた。
途中、車窓から眺めた海。
夕焼けが始まった空と、夕空を映した海。どちらも美しい♪








昨日、義母を見舞った帰路、以前義母が話してくれた新婚時代のエピソードを思い出していた。


義父が仕事から帰るのを待っていた義母は、いたずら心が起こり、
義父を驚かせてやろうと、帰宅時間を見計らって、押し入れに隠れたのだそうだ。


そうしたら、その日に限って、義父が友人を伴って帰ってきて、
義父の友人の前に、「ば~!」っと押し入れから出るのは恥ずかしくて^^;、
友人が帰るまで、当分の間、押し入れで息を殺してじっとしていた・・・・と、笑いながら話してくれた。



翻訳家の村井理子さんが、以前、

玉置浩二は古い楽曲のなかで、

あの頃はなにもなくて 
それだって楽しくやったよ

と歌っていて、なるほど、誰の人生にも等しくそのような時期があるのかもしれないと考えた。
そして「なにもなかったけれど、それでも楽しくやってたよな」と遠い目をするとき。あるある。あるぜ。



と記していらした。



戦時中に生まれた義父母たちの世代は、子供時代や青春時代を、戦禍が残る環境で過ごし、私達世代のような娯楽もなく、大変な日々だったのだろうなぁ・・・とぼんやり想像していたけれど、


そんな環境の中でも、
「なんにもなくても、楽しくやってたよ」
と、
そんな時期があったのだなぁ・・・と、嬉しい気持ちで、義母の昔話を聞いた。



今日お墓で手を合わせながら、

父母や祖父母や弟に、いつかもう一度、あちらの世界で出会えた時、
「楽しくやってたよ」というそれぞれの想い出を聞かせてもらおう♪と思った。



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