白馬の王子様

白馬の王子様








10月9日



バルサミコ酢を切らしていることに夕方気づいて、
慌てて、近所のスーパーマーケットに行った。



かすかに、淡いオレンジ色に染まりかけてる雲が綺麗で、
「この時間に散歩するのもいいなぁ・・・」と思った。







バルサミコ酢が必要になったのは、
お仏壇に供えていた林檎を使って、豚ロースと玉ねぎと舞茸の林檎ソースソテーを作ろうと思ったから・・・


フライパンにオリーブオイルとニンニクを熱して、スライスした玉ねぎ、舞茸、ハーブソルトを振った薄切り豚ロースをソテーし、こんがり火が通ったら、薄くスライスした林檎を入れる場所を作って、林檎を軽く焼いて、バルサミコ酢と醤油少々を林檎にまわしかけ、蓋をして蒸して、蓋を取り、バルサミコ酢がねっとりしたら火を止め、玉ねぎ→舞茸→豚肉→林檎の順で皿に盛って、林檎をソース代わりにして食べる♪
簡単なのに、ちょっと凝った風に見える一皿^^




(角島産の地ビールを晩酌にしたのですけど、夕焼け空のラベルが綺麗だ・・・とか、ラベルの色味とペールエールのビールの色がリンクしてる・・・とか、一人で盛り上がって^^;ビールの画像を撮っていたら、料理を撮り忘れてしまいました💦
ビール瓶の後ろに、ぼや~っと、スライスした林檎っぽいものが載ってるお皿が、今夜のメインでした^^;)





夕食後に読んだ 高倉大希さんの note に、又吉直樹さんの『月と散文』の一節が引用されていた。

多くの人が気付いていることを僕だけが知らないということがよくある。(中略)
「生まれ方も死に方も選べないけど、生き方は選べる」ということに僕が気付いたのは最近のことだけど、それもみんな当然のことだと知っていたのだろうか。




私が「生き方は選べる」ことに気付いたのも、40歳を過ぎてからだった。
それまでは、「だって、仕方ないじゃない・・・」と、悟ったふりをしながら、
実は他力本願な生き方をしていた気がする。



「生き方を選ぶ」ということは、「自分を救ってくれる白馬の王子さまは、実は、自分自身だ!*_*」と気付くことだ。



童話の世界の白馬の王子は、大概、結婚相手として描かれているから、
ついつい、結婚相手に白馬の王子を重ねてしまいがちだけど💦、
それが、そもそも大きな間違いで、



結婚相手は、あくまでも、運命共同体であって、



それぞれが、それぞれの生き方を選びつつ、協力し合うべき存在なのだと思う。



人は、一人一人、自分の「生き方を選べる」。
そして、選んだ結果が、己の人生として刻まれていく。



とても自由で、計り知れない可能性がある反面、
責任重大で、孤独な定めだ。




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