知らずに責めてたなぁ・・・
夫はとにかく朝が弱い人で、
出勤の日には、必ず目覚ましかけてるのに、目覚ましでは目が覚めず💦、
私の「遅れるから起きて!」の怒声(?笑)で、ようやく目を覚まします。
なので、私が不在の日には、電話を掛け続けて起こす必要があって、
早起きを全く苦に感じない私は、
「起きようって本気で思ったら起きれるはずよ。そもそも夜更かしするからでしょ。」と、結構ガミガミ言ってきたのですけど、
山田ズーニーさんが「大人の論文教室」で紹介された『睡眠こそ最強の解決策である』(マシュー・ウォーカー著)によると、
原始時代に群れで生活していた頃から、
人間は、朝型人間と夜型人間に分かれていて、
夜型人間は、
夜中の1時か2時になるまで眠くならず、
朝は9時か10時まで寝ている。一方で朝型人間は、
夜は9時ごろに寝てしまうが、
朝は5時ごろに目を覚ます。その結果、群れ全体が眠って
外敵に襲われやすくなる時間を、
わずか4時間まで減らすことができるのだ。
群れの全員が同じ時間に寝ていたら、
襲われやすい状態が8時間になってしまう。
見張りが誰もいない時間が半分になれば、
生き残る確率は50%上昇する。
ということらしいのです*_*
つまり、夫は夜型人間で、
気の緩みだとか、努力が足りないとか、そういった問題じゃなくて、
そもそも、「朝寝坊するようにできている」っていうことらしいのです。
すっごくびっくりしました*_*
なので、夜型人間にとっては、
現代の、「ちゃんと早起きして、登校、出勤しなければならない」生活形態は、
体質の合わない星に棲むことになった移住者のようなもの、生きづらくて当然。
だということで💦、
「確かになぁ・・・」と、長年のガミガミを少し反省中です💦
また、睡眠の取り方と同様に、太古の時代に設定された「感情」の在り方も、
怒りや恐れ・不安などの「感情」も、
もともと原始人のときに
獣など敵を倒すための仕様になっている。にもかかわらず、今や、情報の量が爆発的に増え、
情報技術は進化し、人は、1日に、広範囲に、
たくさんの情報や人々と触れ合うになり、
その度に、生き死にレベルで、感情が発動されてしまう。その過剰な感情労働の結果、
現代人は「感情疲労」を抱えることとなった。
という状態らしく、
私達の中に備わる様々な「仕様」が、時代の変遷に適応できないせいで起こる齟齬って、
他にもいろいろありそう・・
そういう、アップデートされていない「太古のままの仕様」が全て解明されて、
「それは、あなた自身の問題じゃなくて、人類全体が抱えている『生きづらさ』なんだよ・・」って言ってもらえたら、随分楽になりそうです。
画像は昨夕の夕焼け。
朝型人間だった私の祖先にとって、夕焼け空は「そろそろ日が暮れるよ~ 寝る準備だよ~」の合図だったんだろうな・・^^
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