神様。
昨日、元旦は、気温は低いものの、青天の一日になりました。
ぎりぎりまで、母を移動させることを躊躇していましたが、
母の強い希望があり、
防寒装備を徹底して、車いすに乗せ、施設から徒歩10分ほどの所に建つ、来春私達が引っ越すバリアフリーのマンションに連れ帰りました。
食卓の椅子に腰かけることが難しい母を、実家で使っていた懐かしい長椅子に横たわらせました。
傍らのリビングテーブルに、長女と孫娘が、100均で揃えたお皿やお飾りで、初めてセブンイレブンで取り寄せたお節を飾ってくれました。(速水もこみちさん監修のお節をオーダーしたのですけれど、びっくりするくらい美味しかったです♪ 一つ一つ丁寧に作ってあり、味付けが秀逸でした。さすが、もこみちさん^^)
母は、やはりお節料理を食べることはできませんでしたが、
私が作った白味噌・丸もちのお雑煮の、おつゆだけ、スプーン5杯くらい飲んでくれました。
デザート用に買っていた苺も、薄くスライスした1粒分を食べてくれました。
その後、夕方まで、
初孫(私の長女です)に寄り添われ、ひ孫たち(私の長女の子供たち)が遊ぶ様子を眺めながら過ごしました。
私も、久しぶりに会えた孫たちと、おもちゃの羽子板や、双六で、対決して^^、賑やかな新年のスタートになりました。
孫娘は、私がクリスマスプレゼントに送ったキットで作った指輪とブレスレットを見せてくれました。
アクセサリーに合わせて、ネイルもしていました^^ おしゃれさん。
お姉ちゃんにインフルエンスされ^^、孫2nd.もセルフネイルしていました^^
今日、明日は、長女家族に加えて、次女夫婦と三女が母に付き添ってくれます。
私達は、昨晩遅く自宅に戻り、
今日は、夫の実家に新年の挨拶に行ってきます。
『もうあかんわ日記』の作者である岸田奈美さんが、
「報われない」と思い知ってからが、本当の始まり。
と note に記していらして、
ちょうど同じようなことを考えていた私は驚きました。
もし、神様がいるのなら、なぜこの世の悲劇や憂いがなくならないのか・・・
ささやかな幸せを守りたいだけの人たちを見捨ててしまうのか・・・
でも、どんなに望んでも、体調が上向くことのない母の傍にいて、悟ったのです。
「いくら神頼みをしても、神様は助けてくれないし、奇跡も起こらない。」
ただ、多分、神様は、今を生きる私たちの傍らで、
悲しんだり、希望を取り戻したりする私たちを、一緒に悲しんだり、喜んだりしながら、見て下さっているのだろう・・と。
傍にいて、ちゃんと見てくれている・・・とう思うだけで、心強い気持ちになります。
だから、誰かの思いに寄り添って、つらさや苦しみを、共に受け留めようとする時、
人は、神様の代役を担っているのだと思います。
昨夕、「今から帰るね。」と伝えた際、
「気を付けてね。」と、手をギュッと握ってくれた母は神様でした。
今日は、母の傍に、大小^^7人の神様がいてくれます。笑
報われる保証のない人生だけれど、
互いに、神様になり代わり、心強さを手渡したり、手渡されたりしながら、
良い日を重ねていきたいと思います。
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