良くあれ
今日は、午前中、音訳ボランティアの校正会に出席した。
校正チェックしたのは、地方自治体が発行している広報誌で、今回は特に、表が多く掲載されていて、
縦横に羅列された数字を、どのように読むと、理解してもらいやすいのか・・・を、皆で意見を出し合い、検討した。
収支報告のような大きな数字が並ぶ表は、視力を使って読み取る私達にとっては、パッと見てわかりやすい配列で表示されている。
けれど、それをそのまま読み上げてしまうと、「え?待って待って💦 今の数字は何を指すの?」と混乱してしまったり、
本来は比較して検討すべき数字群のくくりを認識できなかったりする。
情報を発信する側と受け留める側の「違い」に思いを馳せ、
「違い」を克服しようと模索し修正する2時間を過ごした。
1ヵ月くらい前に、Xでフォローしているアルミさんの、
父が公務員で土木系だったんだけど、世の公共施設や橋とかにも一個一個人の思いやりとか「良くあれ」がこもってるんだよね
量産品や工業製品って悪様に言われがちだけど、人がたくさん関わってる分色んな人の「良くあれ」が宿っている気がして私は好き
というポストを読んで以来、
自分の周囲に宿る「良くあれ」に、初めて気づけるようになった。
そうしたら、それまでは殺伐として見えていた自宅周囲の景色に、優しい気配を感じるようになった。
私達が「良くあれ」を込めたCDも、あたたかな気配を纏って、待ってくれている人たちのもとに届きますように。
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