英雄。
1月20日、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、デンマーク、ノルウェイ、オーストリア、オランダ、イランの富豪102人が、
「公平な課税がなされていない」ことに抗議し、
自分たちへの課税(富裕税の導入)を求める公開書簡にサインしたことが報道されました。
この課税により、23億人の貧困脱出、36億人の社会保障、世界中のワクチン確保が可能になるとのこと・・・
最近涙腺の弱い私は涙してしまいましたT_T
寄付という形ではなく、公的な課税という形を選択したことも、
彼らの、「社会の一員として、当たり前の責任を果たすだけだ。」という姿勢が表れているようで、胸熱くなりました。
私たちが属する社会の究極の目的は、皆が幸せになること・・であるはずなのですが、
一人一人異なる環境での暮らしをしている私たちにとって、
接点のない他者の幸せに「思いを馳せる」ことは、とても難しいことです。
特に、コロナ禍で、ソーシャルディスタンスが必須な生活を強いられるようになり、
「自助」という言葉がクローズアップされ、
「自分たちさえ安全であれば」「自分たちさえ守れれば」
と、「思いを馳せる」どころか、「思いは内向き」に圧縮されていました。
今回のニュースを聞いて涙したのは、
「裕福な人達が、不足している人達に、自分たちの富を分け与えようとしている。」
という事実そのものよりも(それも、もちろんありがたく素晴らしいことなのですけれど)、
「他者に思いを馳せる」ことの温かさに触れたせいなのだと思います。
人を分断するウイルスは、人の体を攻撃するのみならず、人の心まで冷やしてしまう。
102人の英雄がはなった思いの威力は、その両方を救ってくれるはずです。
・・・・イージーピーチパイ♪
昨日は、時季外れの桃が食べたくなって、缶詰を使ってパイを焼きました。
三國清三さんの簡単アップルパイのレシピをアレンジして、
冷凍パイシートに、甜菜糖をぱらぱらと散らし、薄切りにした桃を並べ、
ところどころに無塩バターを散らし、200度のオーブンで30分焼き、仕上げに薄く蜂蜜を縫りました。
とっても簡単に、甘さ控えめの美味しいスイーツが完成しました^^
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