言葉では、言い尽くせないもの。
私は毎日二つのブログをアップしていますが、
時に、
胸の内に思いはあるのだけど、それを的確に文字として表すことが難しく、
記事にすることを断念してしまうことがあります。
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教へむとして教へ得ざることあらむ抱き上げて子に見せてゐる雪
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大口玲子さんの短歌です。
「白くて、冷たくて、手に載せると溶けていくのよ・・・」と、どれだけ言葉を尽くして説明されても、きっと、幼子の【雪】に対するイメージは曖昧なままで、
けれども、
雪だるまを作って、雪合戦をしてみたら、
幼子は、あっという間に【雪】を知ることができる・・・
そんな風に、
「言葉による疑似体験じゃダメなのよ・・・ 実際に、自分で体験しなきゃ、わかりようがないのよ。」
ってこと、ありますよね。
様々な情報を瞬時にキャッチすることができる現代では、
言葉として置き換えらた疑似体験は、みな豊富に持っているけれど、
それは、例えば、ゴーグルでVR(バーチャルリアリティー)の世界を覗き込んでいるのと同じで、
【実体験】とは全く別物。
先日、83歳の世界最高齢で、単独無寄港太平洋横断を達成した堀江謙一さん。
堀江さんが一人海上で過ごした69日間の【実体験】は、
詳細な航海日誌を読み込んだとしても、決して得ることのできない、
この世で唯一、堀江さんだけに与えられた勲章です。
大きなチャレンジを終えて、記者会見に臨まれた堀江さんは、
「夢を夢に終わらせず、現実の目標として達成できたことが嬉しい。」
と語っていらっしゃいました。
「私は今、青春真っただ中。限りないチャレンジそのものが私の人生です。」とも。
正直、加齢とともに【実体験】できるチャンスは減少する実感があります。
けれど、堀江さん曰く、
「人生において、多くのチャンスに恵まれる人もいれば、少ないチャンスしかない人もいるでしょう。でも大切なことは、多い少ないではない。いかにチャンスを逃さないかです。」
限られたチャンスを逃すことなく、
80代で、8500キロの航海を現実の目標に据えた【勇気】と【元気】と、そして【ヤル気】を見習って、
私も、「この先、どれだけの夢を、現実の目標として達成できるか・・・」
チャレンジし続ける人生を送りたいと思います♪
・・・豚肉と夏野菜の焼き浸し蕎麦と、胡瓜と茗荷の即席漬け。
昨夜は、夏野菜の焼き浸しが食べたくなり、
茄子、ピーマン、カボチャを揚げ焼きにして、ついでに、片栗粉をまぶした豚肉も揚げ焼きにし、すりおろし生姜を溶いた麺つゆに漬けて、大根おろしを混ぜていただきました。
蕎麦を茹で、大葉の千切りを散らした麺つゆも準備し、
蕎麦のトッピングとして焼き浸しを食べても美味しかったです♪
もう一品は、胡瓜と茗荷の即席漬け。ビニール袋に、薄切りの胡瓜と茗荷を入れ、塩こぶ一つまみと、甜菜糖少々、ポン酢少々を加えて、よく揉めば出来上がり。
さっぱりして、ほんのり甘塩っぱく、お気に入りの夏のお漬物です。
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