閉め忘れたカーテン

閉め忘れたカーテン




3月24日


昨夜、眠ろうとして、寝室のカーテンを閉め忘れていたことに気付いて、
窓辺に立ったら、
クッキリ!!!という形容がぴったりの、めっちゃ光ってる大きな三日月が出てた*_*





思わず「見て、見て!」と夫を呼んだら、
「お~!すごっ!」と感動してた。


「ほらほら、星が出ている。出ているけど、屋根があるから、ここからは見えない。だが、見えない星も人生のうちなんだ。見えるものばかり信じていたら、いつかは虚無におちるだろう」

寺山修司作・演劇「大山デブコの犯罪」より



もし、いつものように、夕方カーテンを閉めていたら、
この、マグマみたいに光る三日月を見ることはなかったんだなぁ・・・と思った。


そんな風に取りこぼしてきたものたちを想像したら、
人生はやはり豊かで、
ちゃんと気付けるかどうかで、満足度は変わるのだろうと思う。


さくらももこさんが、
「幸せになれない理由」の一つに、

幸せを、まだ来てないものとして待ってる


を挙げていらした。


屋根の下で、カーテンを閉めた部屋の中で、待っていても、
夜空で輝く星や月には気付けない。


自らの意思や、それから、時には、偶然巡りくる機会に助けられて、
私達は、


星や月が輝いていること、
もう既に幸せを掴んでいることに気付ける。


そういう、ご褒美みたいなサプライズが、私達を虚無から救い上げてくれる。



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