雨の日以外は晴れ!
先日読んだnoteに、
「石川県の人たちは、曇りの日も、【晴れ】と表現する」
という記述があって、めちゃくちゃいい!^^と思いました。
新型コロナウイルスや、自然災害や、戦争や、身内の体調など、
自分の心に影を落とすあれこれが常時あって、
心底晴れ晴れ!っていう日は、なかなか、ないもんだなぁ・・・
と思っていたのですけれど、
涙の雨がザーザー降らない限り、全て【晴れ】に分類しちゃえば、
私の心模様は、
年間、ほとんどの日に、【晴れ】マークが付きます♪
「いろいろあるけど、雨は降ってない。だから、今日も晴れ!」
と、心に【晴れ】マークを付けてスタートする一日は、
「まーた曇ってる・・・+_+」
とスタートする一日より、ずっと良い日になりそうです♪
・・・友人の推薦図書=「もうあかんわ日記」。
図書館で予約待ちして、ようやく読み始めることができました。
【父は他界、弟はダウン症、母は車いすユーザーからのコロナ禍に生死をさまよう大手術。
間に祖父の葬式が挟まって、ついには祖母がタイムスリップ(認知症)。
___残された長女(作家)に全てのタスクは託された。】
との内容紹介が裏表紙に書かれています💦
その第一章で、作者=岸田奈美さんは、
チャップリンが残した
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」
の言葉を添えて、
***
悲劇を、喜劇にする、一発逆転のチャンスがほしい。
心のどこかでわたしは、「たしかにしんどいけど、これはこれでおもしろいよな。」って思っているのだ。
数年後には笑い話になると信じているのだ。
そういう明るい自分を、わたしは見失いたくない。
***
と綴っています。
私なら、ど根性物語か、涙涙のお話になりそうな状況を、
「ユーモアがあれば、人間は絶望の底に落っこちない」
と、笑い飛ばす岸田さんの生き様は、本当に見事です。
苦境を、美談や悲劇にするのではなく、「もうあかんわ~」と弱音を吐きながら、それでもユーモアを忘れない。
【曇り】を【晴れ】に、脳内シフトさせる先輩に、このタイミングで出会えたことに感謝しつつ読んでいます^^
(花瓶に小分けしているのは、誕生日に夫からもらったフラワーアレンジメントのサバイバーたちです^^;)
ランキングに参加しています。
クリックしていただけると嬉しいです。
↓
にほんブログ村