面差し

昨夜は、イタリアワインの試飲会に出席した。

赤白あわせて、8種類のワインを飲み比べた。
個人的には、アマローネの搾りかすをブレンドした複雑な味わいのドミーニ ヴェネティが印象に残った。
昨夜は偶然の出会いもあって、
参加者の中に、夫と同じ高校の卒業生がいらした。
夫より6歳年下とのことで、重なって在校したことはないものの、
同じキャンパスで学んだ後輩に、遠く離れたこの地で出会えたことがとても嬉しかったようで、
夫は席を移動して、話し込んでいた。
普段は人との距離を縮めることに慎重な夫が、一気に打ち解ける様子を見て、
「想い出の場所」を共有することで生まれる親近感の強さに驚いた。
母になる前の妻とよく来た町中華に何年ぶりかに2人で来た。
~~~Xでフォローしている今野良介さんのポストより~~~
「母になる前の妻」という表現が、慈しみに溢れている♡
産後の娘の手伝いをしていた時、
リビングに飾られていた新婚旅行の記念写真を目にして、
母になって、娘は面差しが変わったなぁ・・・と感じた。
子供の頃、学生の頃、社会人になって、結婚して、子を持って・・と、
人は、変遷していくたびに、
かつての自分を内包しながら、新たな自分を構築していくのだろう。
巡り合えた後輩と、故郷の訛りで語り合う夫は、
私が見たことのないティーンエイジャーの笑顔をしていた。
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