風の民として生きる。

風の民として生きる。








数日前に聞いたvoicyで佐々木俊尚さんが、

電車の中で若者と言い争っていた年配の男性の「なんだ貴様は!いったい俺を誰だと思っているんだ!」という威嚇に、
「知らねーよ。誰なんだよ。」と若者が答え、周囲が失笑したというエピソードを語っていらして、

そー、それ!と、心に刺さりました。



「いったい俺を誰だと思ってるんだ?」の裏側にあるのは、【縄張り】意識だと思うんですよね・・
「オレの縄張りの中で、力を持つオレ」として若者に向っている。
なぜなら、縄張りを外れちゃうと、ただの おじいちゃんになっちゃうから。


自分が築いてきた【縄張り】から出ないままに人生を終えちゃう・・って、窮屈でもったいないことだな・・と思います。


遊牧民の人達って、どんだけ「築き上げても」(例えば、100頭の羊を飼っていたとしても)、予期せぬ気象変化で、一夜にして全てを失うこともある・・って覚悟を持って、
いつも「道の途中にいる丸腰のオレ」として生きている。


私は島国日本で生まれ育ち、草原を旅する生活をしたことはありませんが、
体はひとところにあっても、心は風の民のように、「いつも道の途中」に置いていたいと思っています。



宮崎駿監督が子供の教育について語られたコラムの中に、
「ものを知らないというのは、自分がどこにいるかを知らないことですから」
という一文があります。


もうとっくに子供ではなくなった私たちも、
無意識に築いた障壁のせいで、自分がどこにいるのかを見失ってしまうことがある・・・


ひねくれたプライドや、頑なな被害者意識で作ってしまった目障りな障壁を壊し、
【縄張り】の外の世界を眺めてみたら、
はるか彼方の地平線まで見渡せるはず。
そして、自分は、なんて狭くて窮屈な所に留まり続けてたんだろう・・って気づけるはず。


広大な大草原で馬の背にまたがり、「さぁ、明日はどっちだ?」と、知を求め、颯爽と歩を進める風の民・・・そんなカッコいいシニアでありたいと願います♪




・・・・瓶瓶餃子と、鶏手羽+里芋のニンニク風味煮込み。

昨夜は、平野レミさんレシピの「瓶瓶餃子」と、友人から教えてもらった煮物の献立でした。
どちらも美味しくて、お酒がすすみました。(画像ではワインが写っていますが、「やっぱビールだわ。」と、2杯目からビールにチェンジ^^)




鶏手羽の上に載っているのはニンニクです♪

コクのある餃子が時短でできる「瓶瓶餃子」。
ネット上にもレシピが公開されていますが、こちらにも貼っておきますね♪


・材料4人分
【A】 
豚ひき肉200g
ねぎ(みじん切り)10cm分
なめたけ(市販・瓶詰)50g
ザーサイ(市販・瓶詰/みじん切りにする)50g
ごま油小さじ1
ギョーザの皮(大判)20枚
ごま油大さじ1+1/2
【B】 
酢適量
黒こしょう適量
ゆずこしょう適量
つくり方
1ボウルに【A】をよく練り混ぜ合わせ、ギョーザの皮で包む。
2フライパンにごま油大さじ1を入れ広げる。ギョーザを並べて火をつけ、1分30秒間ほど焼き色をつけたら水100mlを入れる。ふたをして弱めの中火で6~7分間蒸し焼きにする。
3ふたを取って、仕上げにごま油大さじ1/2を回しかけ、カリッとさせ器に盛る。お好みで【B】をつけて食べる。



ランキングに参加しています。
クリックしていただけると嬉しいです。
  ↓

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村